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思想と 政治に関するlotus3000のブックマーク (2)

  • 自由主義と民主主義のお勉強 - on the ground

    2006/10/31(火) 14:32:03 http://awarm.blog4.fc2.com/blog-entry-288.html 複数のブログで採り上げられているのを見て、薬師院仁志『日とフランス 二つの民主主義』(光文社新書、2006年)を読んでみた。すると、ページを繰るたびに物凄く違和感を覚える。著者の「自由主義」や「民主主義」についての理解がかなり粗放なためだ。問題意識は理解できるし、具体的記述については首肯できるところもそれなりにあるのだが、政治理論・政治思想史プロパーの人が読んだら言葉を失うのではないかと心配するほどである(私が何プロパーかは不明)。社会学者が書いた新書にすぎないのだから、それほど目くじらを立てるべきじゃないのかもしれないが、よく知らないくせにやけに自信満々な書きぶりが若干ムカつくので、一応基礎的な部分で批判を加えておきたい。 まず「自由だけが民主主義

    自由主義と民主主義のお勉強 - on the ground
  • 道徳の厚みと広がり

    歴史的な文脈の制約を受けることのない普遍的な正義と呼べるようなものが存在するとすれば、それは各人が自らの置かれた歴史的な文脈を徹底的に掘り下げることによってしか見出すことのできないなにものかであろう。すなわち、われわれは、専ら自らが属する特定の境界内のマキシマルな「濃厚な道徳」を深めることによってのみ、境界を超えるミニマルな「広く薄い道徳」に到達しうる(『道徳の厚みと広がり』)。--徹底した歴史的文脈主義の中から哲学的普遍主義の可能性を導き出すこと、コミュニタリアニズムの認識を深めることによって、コミュニタリアニズムを超え、リベラリズムを一歩先に進めること。マイケル・ウォルツァーはこうした逆説的な議論を得意としており、書『政治と情念』においてもまた、従来のリベラリズムが排除してきた幾つかの主題--非自発的なアソシエーション、集団的な無力、文化的な周辺性が惹き起こす諸問題、市民社会に内在す

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