フィリピン全土が、禁煙になる――フィリピンのポーリン・ウビアル保健相は10月10日、ロドリゴ・ドゥテルテ大統領が10月中にも、同国内の公共の場所で喫煙を禁ずる大統領令に署名するだろうと述べた。現地メディアの「マニラ・ブレティン」などが報じた。
フィリピン・ダバオ国際空港で演説するロドリゴ・ドゥテルテ大統領(2016年9月30日撮影)。(c)AFP/MANMAN DEJETO 【9月30日 AFP】(更新、写真追加)フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ(Rodrigo Duterte)大統領(71)は30日、自らの掲げる「麻薬撲滅戦争」をナチス・ドイツ(Nazi)の指導者アドルフ・ヒトラー(Adolf Hitler)によるユダヤ人大虐殺になぞらえ、数百万人の麻薬中毒者を「喜んで虐殺する」と発言した。 ドゥテルテ大統領はこの日、ベトナム訪問から帰国し地元ダバオ(Davao)で演説。「ヒトラーは300万人のユダヤ人を虐殺した。(フィリピンには)現在300万人の麻薬中毒者がいる。私は喜んで彼らを虐殺しよう」と語った。 さらに「少なくともドイツにヒトラーが現れたのだから、フィリピンにも現れるだろう」と述べ、一旦間を置いた後、全ての犯罪者を犠牲
第二次世界大戦末期のフィリピン、日本軍が壊滅しつつあるレイテ島。 肺病となった田村一等兵は、部隊から追い出され、傷病兵に満ちた野戦病院からも追い返され、どこにも居場所がなくなった。 密林をさまよう田村一等兵は、現地人にめぐみを求めたり、敗走する日本兵に出会いながら、はてしなく追いこまれていく…… 大岡昇平『野火』を原作として、ほとんど自主制作で塚本晋也監督が実写映画化し、2014年に世界初公開、2015年に日本全国で公開された。 映画「野火 Fires on the Plain」オフィシャルサイト 塚本晋也監督作品 1959年にも市川崑監督が映画化しているが、原作ともども簡単なあらすじを見たことがあるだけ。そのため、脚本も手がけた塚本監督の物語構成における独自性は、間接的な情報でしか知らない*1。 ただ少なくとも、1時間半に満たない尺ながら、出口のない戦場を右往左往する疑似体験には充分だっ
これだけは押さえたい!フィリピン料理ベスト10フィリピン料理の特徴は味付けが単調であることです。アドボやシニガンといった名物料理・家庭料理など、旅行中にこれだけは味わっていただきたいおすすめフィリピン料理ベスト10をご紹介します! フィリピン料理ってどんなもの?その特徴とは? 焼きそばやお粥があるかと思えば、トマトベースの煮込み料理やソーセージなどもメニューに並ぶのがフィリピン料理の面白いところ。これは古くから交易のあった中国、スペイン植民地時代の影響によるものです。タイやマレーシア料理のようにスパイスを多用することが少ないため、味付けは単調。極端に甘いか酸っぱいものが多いと感じるかもしれません。 食卓やレストランには必ずといっていいほど、しょう油、お酢、カラマンシーと呼ばれるすだちのような果物が調味料として並びます。ポン酢に親しみのある我々にとって、この組み合わせは少し親近感を覚えるかも
セブ・ラングリッチカレッジから、丸山です。 以前、ネットで少し話題になった、太陽光を利用したペットボトルライトはご存じでしょうか?「シンプルな発明でフィリピンのスラム街が生まれ変わった!使うのはペットボトルの水と漂白剤だけ」 このペットボトルライトの仕組みは非常にシンプルで、ペットボトルに水と漂白剤を入れ、屋根に取り付けると、太陽光が反射して室内を明るくしてくれるというものです。家が密集している場所では、日当たりが悪く、昼間から室内で電灯を付けている家がよくあります。貧しい家庭であれば、その電気代もばかにならないので、無料で使えるライトはかなり重宝するのだと思われます。 以前から、なかなか面白い試みだなと思っていたので、今回、セブ島でもやってみました。場所は、知り合いの小さな食堂です。子供が6人もいる家族で、家族みんなでこの食堂を切り盛りしています。 最近隣に大きな建物が建設され始め、食堂
ペットボトル、水、漂白剤の3つだけで生まれ変わった街があるという。それはフィリピンのスラム街で、この3つを掛け合わせることで、暗かった部屋に太陽光が注ぎ込まれ、人々の生活に明かりが灯し始めたようだ。 作り方は至って簡単。ペットボトルに水と漂白剤を入れ、穴をあけた屋根に取り付けるというもの。漂白剤を入れる理由は、これがあることで360度の方向に光を反射することができるから。そして何より凄いのが、なんと、55~60ワットの光を放つことができ、10か月間も維持できるとのこと。 このペットボトル光は、マサチューセッツ工科大学(MIT)の学生が発明したもので、電力を全く使わないことから、凄い勢いで普及しているようだ。 実際に、私(記者)も、段ボールで実験してみたが、うまく太陽光を取り入れることができ、段ボール内に明かりを灯すことができた。念のため、漂白剤なしのペットボトルでも試したが、これだと、光が
【ニュース】 バリックパパンの日本海軍322基地に「設営班慰安所」 1942年3月11日、中曽根康弘主計中尉の「取計(とりはからい)」で開設 防衛省防衛研究所所蔵の文書に記述 高知市の平和・資料館の調査で判明 (つづきあり。「設営班慰安所」の地図です)。 中曽根康弘海軍主計中尉がアジア太平洋戦争中に「外地」で海軍の慰安所を取りはからったとして各方面が追求してきました(本人は、いわゆる「慰安所」ではないと否定してきました)。高知市升形9の11の平和資料館・草の家は、防衛省防衛研究所に、その問題に関連した資料があることをつきとめ、10月27日午前、その文書の内容を同館ホールでの記者会見で報告しました。その文書は、ボルネオ島バリックパパンの日本海軍322基地に海軍の「設営班慰安所」があったこと、それは、中曽根康弘主計中尉の「取計(とりはからい)」で「土人女を集め」、1942年3月11日に開設
毎回、担当ディレクターが取材内容をもとに執筆、番組内容を再現。 記事の後半では、元社会部記者で「週刊こどもニュース」のお父さん役も務めた番組キャスターの鎌田靖解説委員が、「キャスター日記」として取材を振り返りながら総括する。 ◎番組ホームページは、こちら 追跡!AtoZ ~いま一番知りたいテーマを追う!超リアルドキュメント 政治から犯罪、社会問題まで、読者がいま一番知りたい話題を徹底追跡。その背景に迫ることで、時代を読み解いていく。NHKで放送中の同名ドキュメンタリー番組をウェブ用に再構成してお届けします。 バックナンバー一覧 それは不思議な映像だった――。無造作に積みあげられた人骨の数々。頭骨。手足の骨。全部で200人分はあるだろうか。その骨の山に男が油をかけて回る。すぐさま火が放たれた。バチバチという炎がはじける音。1人の女性がトランペットを取り出して、「君が代」のメロディを吹き始める
『顔の見えない定住化―日系ブラジル人と国家・市場・移民ネットワーク』 名古屋大学出版会という本を しっていますか? よく まとまった本です。 ふと感じたのです。日本で くらすフィリピン人についての本は なにか いいのが ないだろうかと。 とりあえず、てもとにあった本では『もっと知ろう!! わたしたちの隣人―ニューカマー外国人と日本社会』の第5章「地域社会にみる多文化共生―名古屋市中区のフィリピン・コミュニティの試み」が参考になりました。 『ブエノス・ディアス、ニッポン―外国人が生きる「もうひとつのニッポン」』の第6章「国が作り出すジャピーノ」と第21章「愛しのフィリピーナはどこへ行く」も参考になりました。 もっと しらべてみよう。ということで、フィリピンについての本を 検索してみました。 『物語 フィリピンの歴史―「盗まれた楽園」と抵抗の500年』中公新書 『現代フィリピンを知るための61
来年も作りたい!ふきのとう料理を満喫した 2024年春の記録 春は自炊が楽しい季節 1年の中で最も自炊が楽しい季節は春だと思う。スーパーの棚にやわらかな色合いの野菜が並ぶと自然とこころが弾む。 中でもときめくのは山菜だ。早いと2月下旬ごろから並び始めるそれは、タラの芽、ふきのとうと続き、桜の頃にはうるい、ウド、こ…
漢字に挑む外国人看護師たちと出会う 1/5 1:最大の難関は「漢字」 フィリピンから来日し、国家試験合格を目指すエヴァさん 政府間の経済連携協定(EPA)に基づいて来日したインドネシアとフィリピンの看護師たちが、各地の病院に勤務しながら、日本の看護師国家試験を目指して勉強を続けている。3年以内に合格できなければ帰国せざるを得ない彼女たちにとって、最大の難関が試験問題に使われる漢字だ。 看護師国家試験は毎年2月に行われる。外国人看護師82人が初めて挑戦した2008年試験の合格者はゼロ。このため、日本人と全く同じ条件ではハードルが高すぎるとの指摘も出ている。 栃木県足利市の足利赤十字病院に勤務する外国人看護師たちの漢字との格闘ぶりを取材した。 足利赤十字病院の小松本院長 「フィリピンで8年、サウジアラビアで5年です」−。日本語で看護師としての経歴を話してくれたのは、エヴァ・ガメット・ラリンさん
フィリピン・アルバイ(Albay)州Cagsawa村の水田で農作業する農民(2006年7月17日撮影、資料写真)(c)AFP/ROMEO GACAD 【12月6日 AFP】アジアの農民は休暇に航空機で海外旅行をしたり、大型エンジンを搭載した乗用車を乗り回したりすることは少ないかもしれないが、温室効果ガスの排出量削減の一つの大きな鍵を握っているのは彼らだと科学者たちは指摘する。 現在、温暖化の要因として注目されているのは主に化石燃料の使用と熱帯森林の伐採だが、温暖化の一因とされるメタンを最も多く放出するのが稲作の水田なのだという。温室効果ガスとしては二酸化炭素がもっともよく知られているが、大気中のメタンは二酸化炭素の少なくとも20倍もの温室効果があるとされている。 フィリピンのロスバニョス(Los Banos)にある国際稲研究所(International Rice Research Ins
フィリピン・マギンダナオ(Maguindanao)州アンパトゥアン(Ampatuan)で、遺体発見現場を掘り起こすショベルカー(2009年11月25日撮影)。(c)AFP/TED ALJIBE 【11月25日 AFP】フィリピンのグロリア・アロヨ(Gloria Arroyo)大統領は25日、マギンダナオ(Maguindanao)州で知事選に絡み政治家一家とジャーナリストら57人が殺害された事件について、犯人を必ず見つけ出し逮捕するとの決意を表明した。主要容疑者にはアロヨ大統領の政治支援者が挙がっている。 25日には新たに11遺体が掘り起こされ、死者数は地元ジャーナリスト少なくとも13人を含む57人となった。 埋められた遺体が次々と掘り起こされ、射殺された女性のうち2人は妊婦だったことなど、被害者の親族らが事件の恐ろしい情景を語り始める中、アロヨ大統領は断固たる行動をとるよう求める声に直面し
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く