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勉強になりますたに関するlotus3000のブックマーク (13)

  • ナショナリズムにおける本質主義批判のために――エトニ,あるいは,ネイションの基盤となるものについて - Danas je lep dan.

    前に, 質主義と構築主義 - Danas je lep dan. で書いたことをもうちょっと詳しく。 ゲルナーら構築主義者はネイションは近代の構築物であると論じるが,それに異議を唱えたのがA・D・スミスだ。 彼はその1986年の著書The Ethnic Origin of Nations(巣山靖司,高城和義他訳『ネイションとエスニシティ――歴史社会学的考察』名古屋大学出版会,1999)の中で,ネイションの基盤となる人間集団としてのエトニ(ethnie)を提唱する。 これまでの議論を基礎とすれば,エトニ(エスニックな共同体)は,いまやつぎのように定義される。エトニとは,共通の祖先・歴史文化をもち,ある特定の領域との結びつきをもち,内部での連帯感をもつ,名前をもった人間集団である,と。私は,このような共同体が,〔……〕歴史のあらゆる時代において,広く分布してきたことを示したい。〔……〕*1

  • 「国家社会主義」はなぜ支持されたのか - 過ぎ去ろうとしない過去

    ■ナチスの「25カ条綱領」は日人必読では http://mojix.org/2010/10/11/national-socialist-program ■右翼(国家主義)と左翼(社会主義)は反対概念ではなく、独立概念である http://mojix.org/2010/10/14/left-and-right まああらゆるレベルで間違っていると言えてしまうのですが、キリが無いので少しだけ。 ■誰がナチスを支持したのか? ワイマール共和国において、ナチスは政権を取るまで一度も過半数の議席を獲得したことが無い、というのはよく知られているとおりです。1933年の選挙でナチスは288議席を獲得しましたが、それでも全体の4割程度を獲得したにすぎませんでした。退潮傾向にあったとはいえ社会民主党は120議席と3ケタを維持し、共産党も前回から票を減らしたとはいえ81議席を獲得しました。また、カトリック政党

    「国家社会主義」はなぜ支持されたのか - 過ぎ去ろうとしない過去
    lotus3000
    lotus3000 2010/10/14
    ソシアリズムとコーポラティズム。北守さんの面目躍如です。ナチス左派の運命とかももう少ししられても良い。
  • 問題なのは「歴史観の違い」ではない - Danas je lep dan.

    遅レスになってしまいましたが,砂澤陣氏のエントリに対し返信めいたものを投げてみます。確かに、小林先生や的場先生と私の歴史認識の相違点はあろうが、それが何だというのだろうか?相違点が無く全てにおいて合致しているほうが、不自然ではないだろうか・・・・?相違点があることを認識しあいながら論議できる環境の方が、どれ程に健全かと思う。何十年にも及ぶ行政との癒着に胡坐をかいた不正問題に一石を投じることと「差別」「人権」「先住」という言葉が安易に使われ、不用意に政策に取り組まれ税金を無駄に使っている現状では、タブーといわれてきた「アイヌ問題」に多方面から論議されるというのは良いことではないだろうか?特に客観的な歴史の見解が必要な場面で、こうした人達の意見は重視されるべきだと私は思う。主観的な歴史見解に偏ってしまっている「アイヌ史」は、客観的冷静な見解があってこそではないだろうか。北海道アイヌ協会の不正に

  • はてなハイク サービス終了のお知らせ

  • Victim blaming - Wikipedia

    Victim blaming occurs when the victim of a crime or any wrongful act is held entirely or partially at fault for the harm that befell them.[1] There is historical and current prejudice against the victims of domestic violence and sex crimes, such as the greater tendency to blame victims of rape than victims of robbery if victims and perpetrators knew each other prior to the commission of the crime.

  • 倍速言語

    lotus3000
    lotus3000 2009/12/03
    音素がへる原因。
  • 民族浄化,ジェノサイド,同化政策 - Danas je lep dan.

    どうも「民族浄化」や「ジェノサイド」という語が,歴史学や国際法学上の概念を超えたレッテルとして使われている気がしてならない。国際政治の分野ではいくらも例を挙げられると思うけれど*1,個々人が気にいらない○○国を非難する時に使っていたりする。そういったものの中には,僕の目からみてどうなのかなぁ,と思えるものも少なくない*2。 僕はあくまでユーゴスラヴィア近現代史を勉強するひとりの学生に過ぎないけれど,僕の理解し得る範囲で,「民族浄化」「ジェノサイド」というのはどういう現象なのか,というのを纏めてみたい。なお,ここで論じているのは基的に歴史学上の扱われ方であることを明記しておく。 「民族浄化(ethnic cleansing)」については,基的に以下の事柄が共通認識となっているように思われる。「特定のエスニック・グループの成員を,彼らの故地である特定の領域から追放すること。それによって当該

  • 内田樹の研究室: うなぎくん、小説を救う

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  • 『鹿洲公案 清朝地方裁判官の記録』著:藍鼎元/訳:宮崎市定 中国版遠山の金さんの名裁き | Drupal.cre.jp

    『鹿洲公案』とは、副題にあるように、清朝の役人であった藍鼎元(らん ていげん)が広東州潮陽県の知事になった時の裁判記録(公案)である。 地方裁判官とあるが、実態は、江戸の町奉行、大阪奉行などと同じように、警察、検事、裁判、税務など、もろもろの任務が込みである。 さて、藍鼎元が広東州潮陽県の知事となった18世紀初めは、清朝5代の雍正帝の時代である。 清朝5代といっても、清朝の初代となるヌルハチ、2代目となるホンタイジは、いずれも満州にある後金の地方政権である。3代の順治帝になってようやく中原を支配するようになり、4代康煕帝が清国の形を整え、その後を継いだのが5代、雍正帝だ。まだまだ、国家としては若く、力強い時代である。 天下太平。しかし中国は広い。広東州潮陽県は鼎元が赴任する前に天災や飢饉にみまわれていた。生活が苦しくなった民が増えれば治安も悪化する。租税の徴収など公務がおろそかになれば

  • 供述分析という手法をめぐって - apesnotmonkeysの日記

    When you have eliminated the impossible, whatever remains, however improbable, must be the truth. 「法と心理学会」の学会誌『法と心理』第7巻第1号(2008年)に、浜田氏の『自白が無実を証明する−袴田事件、その自白の心理学的供述分析』の書評が載っているのを見つけたので当ブログでもいずれとりあげるつもりでいたのですが、先日援用した高木光太郎氏の『証言の心理学 記憶を信じる、記憶を疑う』(中公新書)を読んでいたらほぼ同趣旨の記述があり、「あれ?」と思って確認してみたら『法と心理』に掲載されていたのも高木氏による書評でした。『証言の心理学』では第5章が浜田氏の「供述分析」アプローチの紹介にあてられています。 現在の日の司法システムの下で心理学者が刑事裁判に関わる上での困難は、次のように要約されます

    供述分析という手法をめぐって - apesnotmonkeysの日記
    lotus3000
    lotus3000 2009/11/12
    これは考えさせる。
  • アウシュヴィッツの嘘 - papaさんのまんが人生ごゆっくり。

    いやー、ずいぶんとお寒くなってまいりました。マンガのリハビリより身体のリハビリ中のpapaさんですまいどー。今日も文字だけ更新。なんかね、いろいろ考えてると創作意欲が減退するよね。一回吐き出さないと。こういうこと考える脳みそと創作する脳みそって別なのかしら? アウシュヴィッツの嘘法 いきなりですまんです。これ以前にも書いたけど、ドイツに実際ある法律です。正確には1994年改正ドイツ刑法第 131条 ○第三項 と言います。内容は ナチ支配のもとで行われた、刑法第二二〇a条(民族殺戮)第一項に示された行為を、公共の平和を乱す形で、公然とまたは集会において容認し、また事実を否定したり矮小化した者は、五年以下の自由刑または罰金刑に処せられる。 というもの。つまりは「公共の場で大衆煽動的にホロコースト否定したらブチこむよ」ていうことです。コレを理由に「ドイツには言論の自由がナイ」とかよく言われるんで

    アウシュヴィッツの嘘 - papaさんのまんが人生ごゆっくり。
  • 戦闘教師「ケン」 激闘永田町編: 直観と直感

    (08/11)スカイ・クロラ (08/10)ロシア人は気デス (08/09)GJ 項羽と劉邦 (08/08)JIN-仁- (08/07)銀一郎イズムで見た政局 (08/06)ソルジェニーツィン氏の死去 (08/05)亜父を訪ねて (08/04)WCS 2008 (08/03)戦時の運不運 (08/02)「教科書の厚みを倍に」という無責任 ロシア人は気デス by ケン (08/12) ロシア人は気デス by o-tsuka (08/11) 恋愛観のパラダイムシフト? by ケン (08/07) 恋愛観のパラダイムシフト? by の田中 (08/07) 亜父を訪ねて by ケン (08/07) ピーク・エンドの法則 by しょた (08/06) 亜父を訪ねて by o-tsuka (08/06) WCS 2008 by ケン (08/06) 「教科書

  • 「一般意思2.0」の勘所、あるいは「データベース民主主義」の理論的位置 - on the ground

    私の論文などに興味がある人はごく少数でしょうから、ブログマターに戻って先日の話を続けましょう。 デモクラシーについての私の理論的立場は既にお話したので、今回は東的デモクラシー論が持つ可能的意味にグッと焦点を絞りたいと思います。東さんは「朝生」終了後から、ご自身のツイッターで自らが構想する新たなデモクラシー像について断続的に説明していらっしゃいます。その中で、「データベース民主主義」こそ自分が意図するところだと語っておられる。ほとんど鈴木謙介さんの言う「数学的民主主義」の言い換えですが*1、私の考えでは、これは同時に「データベース全体主義」とも言い換えられます。 早とちりしないで下さい。全体主義だから悪いと言いたいのではありません。現代社会では「良い全体主義」が可能になっているのではないか(それに抵抗すべきか否か)、といった議論は、社会思想分野におけるトレンドになりつつあります*2。全体主義

    「一般意思2.0」の勘所、あるいは「データベース民主主義」の理論的位置 - on the ground
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