今日は最近入手した本とゲームの紹介です。どちらも、個人的に(良い意味で)「やられた!」感がきわめて大きい著作物でした。 まず、本の方は石川明人さんの『戦争は人間的な営みである −戦争文化試論』(並木書房)。著者の石川氏は北海道大学で助教をしておられる方で、ご専門は宗教学とのこと。序章を含め全九章で構成されていますが、その各章のタイトルは以下の通りです。 序章 戦争は人間的な営みである 第一章 戦争のなかの矛盾、戦慄、魅惑 第二章 愛と希望が戦争を支えている 第三章 兵器という魅力的な道具 第四章 軍人もまた人間である 第五章 「憲法九条」も戦争文化の一部である 第六章 人間を問うものとしての「戦略」 第七章 その暴力は平和の手段かもしれない 第八章 平和とは俗の極みである 私は、この本の存在とその内容について、ツイッターでフォローしている野口健さんの紹介で知りましたが、正直「やられた!」と