隣人が敵国人になる日: 第一次世界大戦と東中欧の諸民族 (レクチャー第一次世界大戦を考える)作者: 野村真理出版社/メーカー: 人文書院発売日: 2013/09/25メディア: 単行本この商品を含むブログ (6件) を見る 第一次世界大戦100周年ということで人文書院から出ている「レクチャー第一次世界大戦を考える」の一冊。以前同じ叢書の『捕虜が働くとき』の感想は書いていて,他にも『複合戦争と総力戦の断層』『カブラの冬』『マンダラ国家から国民国家へ』は読んでたのだけれど,これはまだ読んでなかったので読んでみた。期待に違わず面白い出来だった。はじめに(7-18頁)第1章.民族主義者の思惑(19-40頁)第2章.民衆の困惑(41-67頁)第3章.ガリツィア・ユダヤ人の困難(59-94頁)第4章.隣人が敵国人となる日(95-121頁)おわりに――未完の戦争(123-126頁)参考文献(137-14