時折いくつかの作品のファンコミュニティから,そのコミュニティの衰頽を憂えたり,憂えるまではいかずともコミュニティの今後はいかにあるべきか? みたいな議論が流れてくるのを見る度に,わたしには理解できない話だなあと思う。いや,ファンコミュニティって作品別に成立するものだったのか,と。 まあそれはわたしのオタク原体験というかこっちの道に足を踏み入れたきっかけがライトノヴェルとかであり,「ライトノヴェル」「SF」などの大まかなジャンルにおけるファンコミュニティというのは理解できるんだけど,個別の作品のファンコミュニティというのはどういうことなんだろうなあ,という,善し悪しではなく純粋にわからないということでもあるのだけれど。コミュニティの行く末も何も作者が頓死したり筆を折ったり質が落ちたら衰頽への道まっしぐら(滅ぶとは言わない)になっちゃう程度の脆弱なものじゃん,それって。あと長続きすればするほど