人道支援という名のもとの民族浄化ーーテッサ・モーリス=スズキ『北朝鮮へのエクソダス』 早尾貴紀:本のことなど/ウェブリブログ http://hayao.at.webry.info/200806/article_3.html この事業の背景には、在日朝鮮人を日本社会から排除したいという日本政府の意向が働いていたことは、資料から裏付けられています。つまり、日本という場所から、日本の植民地支配の結果として存在している在日朝鮮人を、その記憶や責任ともども抹消してしまおうということです。これは、「民族浄化」の一形態だと言えるでしょう。「人道」の名のもとの民族浄化です。 この帰国事業の動きと並立して戦後日本に現れてくるのが、「単一民族説」であることを考えるとわかりやすいか。 楽園信じ9万人地獄「北朝鮮帰国事業は誘拐」 50年で新資料 (1/2ページ) - MSN産経ニュース http://sankei