ラブコメディー映画の脚本家として有名なノーラ・エフロンさんが6月26日、71歳で亡くなられました。メグ・ライアン主演の『恋人たちの予感』や『ユー・ガット・メール』といった日本でも話題となった作品の脚本を手掛けたエフロンさんですが、日本ではそれほど知名度は高くないかもしれません。 しかし、メグ・ライアンやメリル・ストリープなど、彼女が執筆した脚本の中で輝いた俳優は数知れません。多くの女優をスクリーンの中で輝かせ、女性心理や生き方を巧みに表現したエフロンさんが手掛けた作品と多くの女性を元気づけた名言を紹介したいと思います。 ・『恋人たちの予感』におけるメグ・ライアンのフェイクオーガズム場面 彼女の手掛けた初期の作品で有名なのは、なんといっても『恋人たちの予感』(1989年公開)。若い読者はご存じないかもしれませんが、20代のメグ・ライアンがレストランでオーガズムのふりを演じたシーンは観客に