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思想とアジア主義に関するlotus3000のブックマーク (2)

  • 拙文:「書評 『アジア主義 その先の近代へ』 中島岳志著 潮出版社」、『第三文明』9月、第三文明社、2014年、98頁。 - ujikenorio’s blog

    - 書評 『アジア主義 その先の近代へ』 中島岳志著 潮出版社 定価1900円+税 「思想としてのアジア主義」の可能性 アジア主義とは国家を超えたアジアの連帯を模索する戦前日の思想的営みと実践のことだが、日思想史においては、これほど罵倒にみまれた対象は他にはない。なぜなら、連帯と解放というスローガンが、大東亜戦争という最悪の結果を招いたからだ。しかし、日の未来はアジアとの友好的な連帯なくしてあり得ない以上、その思索の軌跡を尋ねることは必要不可欠だ。どのようにアジアを眼差し、何に躓いたのか。その精査によって未来への前進は可能になる。アジア主義の限界と挫折を腑分けし、可能性を掬い上げる書は、その最良の導きになろう。 出発点は西欧列強の帝国主義の「覇道」を打破し、アジアの連帯という「王道」の確立だ。しかし王道を掲げる連帯には、常に日の帝国主義という「覇道」が深く影を落とす。支援は介入と

    拙文:「書評 『アジア主義 その先の近代へ』 中島岳志著 潮出版社」、『第三文明』9月、第三文明社、2014年、98頁。 - ujikenorio’s blog
  •  『思想地図』発刊記念シンポジウム「公共性とエリート主義」 - 西東京日記 IN はてな

    今日は紀伊國屋のサザンシアターで行われた『思想地図』発刊記念シンポジウムに行ってきました。 パネリストは東浩紀に北田暁大、宮台真司、鈴木謙介、そして姜尚中という豪華メンツ。 『思想地図』のVol1は30代の書き手が中心だったんだけど、今回は宮台真司と姜尚中という大物を交えてのシンポジウム。 いきなり、休憩も質疑応答もなくして2時間半ぶっ通しで行きますっていうアナウンスがあって北田暁大の基調報告からスタート。 以下、メモから印象に残った部分を拾って再構成してみます。 北田暁大 「公共性への動機付けとしてのナショナリズム」という概念をとり上げ、宮台真司のエリート主義的なナショナリズムと、萱野稔人や中島岳志の国民の政治参加のための「方法としてのナショナリズム」を対比。しかし、両者は思想的なものでもので動機付けを行う「内在主義」だと規定。一方、システムによって公共性を生み出そうとする東浩紀を「外在

     『思想地図』発刊記念シンポジウム「公共性とエリート主義」 - 西東京日記 IN はてな
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