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思想とナチズムに関するlotus3000のブックマーク (1)

  • カール・シュミットと反ユダヤ主義

    竹島博之『カール・シュミットの政治──「近代」への反逆』が刊行された。竹島氏の博士論文であり、力作である。初期の『政治的ロマン主義』(一九一九年)、ヴァイマール期の政治的秩序構想、ナチズム期の『トマス・ホッブズの国家論におけるリヴァイアサン』(一九三八年)、『リヴァイアサン』をめぐるシュミットとシュトラウスの思想史的葛藤、そして戦後の『大地のノモス』(一九五〇年)とラウム理論等を、「近代批判」という視角から分析することによって、シュミットの思想的根源性が提出されている。そこには「オポチュニスト」シュミットという一面的な思想像は存在しない。シュミットの近代への反逆も、シュミットが一貫して法や政治の根源的基礎を探求しようとした論理的帰結とされる。日は、シュミットの訳書の数では世界一である。にもかかわらず、格的な研究書の数はいまだ少ない。その意味でも、この著作が一人でも多くの方々に読まれるこ

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