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思想とフランスに関するlotus3000のブックマーク (6)

  • イデオロギー

    イデオロジー:理想の人間を作り出す科学 人間とは観念的動物である。「恋は盲目」、「あばたもえくぼ」と言われるように、恋に落ちた者には、他人から見れば「どうして」と思われるような欠点までもが、チャーム・ポイントに見えてしまう。一頃はやった「人面魚」にしてもそうである。頭部の模様にすぎないものを「人面」だと言われれば、なるほどそのように見えるし、中には神の遣わせた奇跡として手を合わせる人まで出てくる。 フランス革命の頃にこうした「観念」というものの重要性に目を向け、この観念の生成、機能を研究することが社会についての唯一の科学となると考えた哲学者のグループがいた。いや、彼らは「観念を持つ」、「思う」ということが「存在する」ということと同義であるとすら考えたのである。彼らは、自分たちの作り出したこの新しい学問を「観念の学」、すなわち「イデア」の「ロゴス」、イデオロジー(ideologie)と名ずけ

  • 『トクヴィルの憂鬱』 | 荒野に向かって、吼えない…

    高山裕二著 『トクヴィルの憂 フランス・ロマン主義と<世代>の誕生』 思想家としてのトクヴィルの一般的なイメージとしては穏健派というところであろうか。トクヴィルといえばなんといっても『アメリカのデモクラシー』で名高いのだが、ここでトクヴィルは手放しにアメリカを礼賛するのでもなく、またアメリカを未熟な国として蔑んでいるのでもない。若い民主主義国家の大いなる可能性と共に、その危うさも見つめている。 一時は忘れられた存在となっていたが、1950年代には「トクヴィル・ルネサンス」と言われるほど注目を集めるようになったそうだ。これは主として『デモクラシー』の第一巻に依拠した、「リベラル・デモクラシーの旗手」としてであった。しかし70年代から80年代にかけて「資主義経済の矛盾が顕在化すると、『デモクラシー』第二巻のブルジョワ社会の病理分析のほうが注目されるようになる」。 このような穏健というイメー

  • 内田樹氏のどこがだめなのか: 黒木の世迷い言

    政治の美学化」と「美学の政治性」という2つの概念がある。 「政治の美学化」とは、政治的な議論を正しいか正しくないかではなく、美しいか美しくないかに置き換えてしまうこと。 「美学の政治性」とは美しいか美しくないかがいかに政治に作用してしまうか、という問題系のこと。 僕らよりの上の世代の仏文研究者には「政治の美学化」を好むものが多い。積極的に政治を語り、文学理論や所謂現代思想を応用することによって現状を分析し、自らの政治的前衛を誇るのである。その分析は面白いのだが、では具体的にどうすれば良いか、と問うと「現実を見ろ、という場合、この現実とはイデオロギーにしかすぎない」とか「直接行動を説く欺瞞性を弾劾しなければならない」とか「何もしないことが一番過激な政治運動なんだ」とか「具体的な政策を考えるのは政治家や官僚の仕事だ」などと言って、はぐらかす。 結局は、政治的発言を行なうことで格好つけているだ

    内田樹氏のどこがだめなのか: 黒木の世迷い言
  • 進化論と左翼 - 忘却からの帰還 創造論/ID論 [旧サイト]

    進化論と左翼は時々、互いを警戒する関係にあった。左翼の一部、特にマルキストや共産主義者たちは自然選択による進化論(ダーウィニズム)に批判的な見方をしてきた。この批判の一部はイデオロギー的理由だった:適者生存や弱肉強の概念が、経済的あるいは社会的理想に合わない。逆に言えば、ラマルキズムにおける進歩は理想に合う。これはソ連のルイセンコ学説に特徴的に現れた。そしてそれは経済的および農業的問題を引き起こした。 左翼の大多数は、当然ダーウィニズムには反対しないが、彼らの見方によれば競争を強調しすぎ、共生のような自然の中での協調要素を無視するような進化論の解釈に批判的である。 進化についての科学理論と左翼の政治理論はほぼ同時期に発展した。フランス人ジャン=バティスト・ラマルク(1744-1829)は彼の進化論を"Philosophie Zoologique"で1809年に発表した。彼は地球が古く、生

    進化論と左翼 - 忘却からの帰還 創造論/ID論 [旧サイト]
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    lotus3000
    lotus3000 2012/08/29
    フランスの3つの公共哲学。
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    lotus3000
    lotus3000 2012/06/13
    ニーバーの「狂信的になることなしに限りなくこの世を超越し、俗物的になることなしに限りなくこの世を生きる」
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