タグ

思想と貧困に関するlotus3000のブックマーク (2)

  • イギリス重商主義時代の貧困観 | Kousyoublog

    封建制の崩壊 十四世紀中葉までに進んだ様々な社会的経済的政治的変化――農耕地から牧場地への転換、マニファクチュアの成長、地中海貿易の拡大、十字軍やフランスを中心とした欧州全土を巻き込む戦争、ペストの大流行による人口の激減と村落共同体の崩壊など――によって封建制度が崩壊すると、民衆へ対する領主(貴族・教会)の支配力が低下、労働者の自由な移動が可能となり、雇用者と労働者の関係は賃金の支払いに対する労働の提供を約する雇用契約に基づくのが一般的となった。 この変化は一方で富裕な自営農民らが領主層に次ぐ資家階級へと浮上する機会となったが、他方で生産手段を失った農民や手工業者が資家に雇われる労働者になる、二極分化の社会を作りだすことともなり、その底辺として貧困・浮浪者層の大量発生が欧州全土で見られるようになっていく。特に貧困・浮浪者層増加の大きな要因となったのが、十五世紀から十六世紀にかけての人口

    イギリス重商主義時代の貧困観 | Kousyoublog
  • 阿部彩『弱者の居場所がない社会――貧困・格差と社会的包摂』 - 正義と微笑

    における貧困・格差問題の入門書。 「社会的包摂」という概念を軸に、現代日貧困や格差について描いている。 弱者の居場所がない社会――貧困・格差と社会的包摂 (講談社現代新書) 作者: 阿部彩出版社/メーカー: 講談社発売日: 2011/12/16メディア: 新書購入: 3人 クリック: 87回この商品を含むブログ (23件) を見る 2012年に読んだものの再読。 第1章でまず、各種の統計や調査を紹介して、日でも「貧困」が広がっていることを描いている。 個人的には、借金と「所得」の関係についての記述に、興味をもった。書で指摘されているが、各種公的制度の免除や補助はあくまでも「所得」が基準になっている。国民年金の免除も、求職者支援制度の給付金も、あくまでも「所得」が基準だった気がする。借金まみれで家計が破綻していても、所得自体が一定の水準を越えてしまっていれば、上記のような優遇を受

    阿部彩『弱者の居場所がない社会――貧困・格差と社会的包摂』 - 正義と微笑
  • 1