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石原慎太郎と書評に関するlotus3000のブックマーク (2)

  • 第二回 「太陽の季節」 - 豊崎由美×栗原裕一郎『いつも心に太陽を』

    タイムスリップ・メッタ斬り! 「太陽の季節」は当に芥川賞にふさわしかったか!? 栗原 第二回目の今日はひとつ山場でしょうか。一回分二時間まるごと使って「太陽の季節」を徹底的に再検討していきます! 「「太陽の季節」は当に芥川賞にふさわしい作品だったのか」ということで「勝手に芥川賞選考をやり直す!」、それから当時の文學界新人賞選評と芥川賞選評を検証して、そして最後に、芥川賞受賞後に巻き起こった「太陽の季節」論争を検分していってみたいと思います。  というわけで、まずは僭越ながら我々二人で「勝手に芥川賞選考をやり直す!」。実際の芥川賞選考と同じく、◎、○、△、×、××の五段階で各候補作を評価していくのがいいですかね。一九五五年度第三十四回芥川賞の候補作は、ドン! こういうラインナップでした。 中野繁雄「暗い驟雨」(『文學者』 一九五五年十二月号) 佐村芳之「残夢」(『九州作家』一九五五年八月

  • 第一回 石原慎太郎の人生と、処女作「灰色の教室」 - 豊崎由美×栗原裕一郎『いつも心に太陽を』

    なぜ、いま、石原慎太郎 栗原 なぜ今さら石原慎太郎をやろうと思ったかというと、第一に、ともかく作家・石原慎太郎が語られていないから、ということですよね。日文学における慎太郎の立ち位置ってかなり特異で、日近現代文学史全体を見渡すとちょうどヘソのあたりにいるし、彼の作家人生って戦後の日文学全体の歩みとほぼリンクしているんですよね。 豊崎 芥川賞作家のうち、現役でやってる中では最古といっていいお方。 栗原 はい。芥川賞というと今でこそ文学界を超える国民的一大イベントとして認識されていますが、戦後しばらくまではそれほど派手な賞ではなくて。芥川賞受賞にこれほどのステイタスを与えたのって、実は慎太郎なんですよね。石原慎太郎というスターの登場が、崩壊しかかっていた文壇を、芥川賞を軸にする形でジャーナリスティックに再編してしまった。だから「石原以前・以後」という区分けすらできてしまうのに、でも語られ

    lotus3000
    lotus3000 2012/07/04
    石原慎太郎ってあこがれを掬い取るのがうまかったんだろうな。でもそれを実現化する地力がない、だからことさら強く見せようとするんだろう。
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