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社会ときはむに関するlotus3000のブックマーク (3)

  • 祈りとしての革命 - on the ground

    革命とは何であるか。それは、私たちを日常的に取り囲んでいる「市民的現実」の破壊であり、外部からの侵略であると、千坂恭二は言う(千坂[2010])。是々非々の立場取りや条件付き賛否などは、革命とは相容れない。これら議論≒説得可能性なるものは、相手と共通の基盤の上に立つことを意味するが、革命はそうした「基盤」そのものと全面的に対立し、それを覆そうとする行為にほかならないからである。革命は、この世界そのものと一切の妥協なしに敵対することでなければならず、それ以外ではあり得ない。 したがって、空腹への批判や生活の改善要求などは、革命の問題ではない。それらはエコノミーの、つまり経済学の問題であり、経済学批判の問題ではないからである。飢えや貧困をどうにかしようとするヒューマニズムなどは、資主義内部の問題でしかなく、資主義そのものの批判ではあり得ない。無論、空腹への批判が革命と結び付いていた時代もあ

    祈りとしての革命 - on the ground
    lotus3000
    lotus3000 2010/09/26
    こうなると一見オタクっぽいHellsingのアーカードは極めて革命的な宗教者だったんだなあ。笠井潔の反逆の中の「線香花火」として革命というのも革命を反逆の中に囲い込む試みと解釈できそう。
  • 「セックスの社会化」は可能か? - on the ground

    前エントリに対する反応は、目に入る範囲では相対的に批判的なものが多いかな。ブックマークでのコメントにお答えすることは普段無いんですが、「批判を歓迎する」とわざわざ書いたことだし、たまにはやってみましょうか。 (1)まず、性欲が三大欲求の一つというのは、話の導入として俗説に乗っかってみただけですよ。よっぽど「根拠不明」とカッコ書きしようかと思ったけど、わざわざ必要無いと判断しました。だいたい、「三大〜」とかいう類の呼称である時点で、科学的根拠を論じるレベルの話じゃないでしょう。生活感覚の話です。 問題なのは、「我慢しても死なない」からといって「必要」から除外してもいいという論理をもし仮に採用してしまうと、社会政策の範囲は恐ろしく切り縮められてしまうということで、その点は注意すべきでしょう。 (2)関連して、例えば名誉欲のような他の様々な欲求も社会が手当てすべきなのか(そんなことしたらきりがな

    「セックスの社会化」は可能か? - on the ground
  • ポストモダンが要請する新たな政治パラダイム――Stakeholder Democracyという解 - on the ground

    私はリアルタイムで見ていたのですが、昨日の『朝まで生テレビ』に出演した東浩紀さんが、「インターネットがある現代なら、5〜10万人の規模でも直接民主政が可能だ」と力強く語っていました。この発言は、これまで彼が展開してきた一連の議論の延長線上にあるものなので、彼の読者にとっては特段新鮮な印象を与えるものではありませんが、その内容が刺激的なものであることは確かです。 過去に何度か採り上げているように、デモクラシーの新たな形についての東さんの提起に対して、私には賛成できるところとできないところがあります。明確に賛成できるのは、私たちが置かれている「ポストモダン」という社会状況についての認識と、「政治的意思決定の仕組みというものを原理的なところから考え直してみる必要がある」との問題意識に対してです。「ポストモダン」なる社会認識については、昨年「現代日社会研究のための覚え書き」と題したシリーズ記事で

    ポストモダンが要請する新たな政治パラダイム――Stakeholder Democracyという解 - on the ground
    lotus3000
    lotus3000 2009/10/25
    ”「自治」はおろか、「代理」してもらうことさえできない主体が存在”
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