芸術は社会を変えるか?: 文化生産の社会学からの接近 (青弓社ライブラリー) 作者: 吉澤弥生出版社/メーカー: 青弓社発売日: 2011/10/25メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 144回この商品を含むブログ (6件) を見る えらい先生のお作をみんながありがたく鑑賞するような芸術は古い、これからはボイス的に、だれもが芸術家でその創作参加プロセスがよいのだウダウダ、でも公共の予算がつかなくてジリ貧で許せん、という本。 参加型芸術がえらいかどうか、ぼくは知らない。でも、本当にそれがすごくて有益なのか、というのは本書で検証なし。そういうことになっている、ボイスが言ってる、とかいうくらいの話でおしまい。でも、それがそんなにいいもんなら、なぜ人々は勝手に自主的にやらないんですか? その点もスキップ。そしていきなり文化政策批判に入って、自治体が継続的にお金をつけないから活動が継続しない