2010年07月25日(日曜) この日、以前からず~っと楽しみにしていた『有元利夫展・天空の音楽』を観に、東京都庭園美術館へと出掛けました。有元さんの展覧会は、実は今年の2月末にも三番町小川美術館で観ているわけなのですが、その時はデッサンや木彫などばかりの展示で、習作的なものを除くと油彩はほとんど無しでした。と云うのも、今回の没後25年展が1月30日より郡山市立美術館で既に始まっていたため、小川美術館収蔵の有元作品はそっくり貸し出されてしまっていたのです。と云うことで、有元芸術の本丸であるタブローを見るのは実質これが初めて。僕は彼の絵の前に立って、何を思い、どんな音楽を聴くでしょうか。 さてさて、当初は上の書き始めの様に、普段そうしている通りに、展覧会で観て気に入った作品を数作挙げて、その感想など、取り留めのない事をつらつら書けばいいと考えていたのですが、どうも上手く進みません。特に今回は