わたしはまあ、ウッドストック世代といいますか(ああ、先週末が40周年でしたね。これに関しても書きたいことがあったんだけど、時機を逸したかなあ)、ヒッピー世代とか、なんとでもいいんですけど、そうね、カウンター・カルチャー、対抗文化ってのを見てきて育ってきたせいか、既成概念を端から疑ってかかる傾向があるのは認めます。だから脱構築とか、そういうのに出遭ったときには、何の抵抗もなくそうだそうだおもしろいと食いついた口です。 で、というわけでしょう、国旗を切り刻んだって、それは、国旗というものはそういうもんでしょうと思うだけで、切り刻まれるのはなぜならそれが国旗だからであって、ただの布切れだったらだれも切り刻まない、というよりも切り刻んでもだれも問題にしないし、それは布切れの宿命であるわけですから、新聞沙汰にはならないです。 「国旗を切り刻んだ」という行為は、それ自体あらかじめ確信犯です。というか2