写真付きで日々の思考の記録をつれづれなるままに書き綴るブログを開始いたします。読む人がいてもいなくても、それなりに書くぞ A.大学生のカウンセリングから 長い間大学の教師をやっていると、学生の変化というものを感じるときがある。それがどういうものか、簡単に説明するのは難しい。ただ昔は、同世代の若者がみな大学に来るわけではなかったから、大学生というのは日本という社会の中で、比較的恵まれた親のもとで、順調に受験の階段を上って来て、自分と自分を取り巻く人間の世界について、ある程度自分を対象化してみることができ、知的にものを見る能力を備えていると想定して、教育は組み立てられていたと思っていた。しかし、進学率が上昇して同じ学年の子どもたちの半数以上が大学にくる時代になって、何か基底の部分で大きな変化が起きているのかもしれないと思う。それを表面な部分で捉えて、いつの時代も通俗的に言われたような「いまどき