以前「花粉フィルターに放射性物質が溜まる可能性大」と紹介した。チェルノブイリの際の放射能汚染について書かれた「ベルリンからの手紙」によれば、クルマのエアフィルター(この場合、エンジンの吸気系に装着されているもの)に驚くほど放射性物質が付着していたという。日本は全く心配ないのだろうか? 海外の研究機関が福島のクルマのエアフィルターの放射線計測をしたところ、高濃度のセシウム、ストロンチウム、プルトニウムを検出したそうな(東京のクルマからもプルトニウムを除く放射性物質が検出されている)。「ベルリンからの手紙」の時に存在しなかった花粉フィルターを検査したら、当然凄いと思う。 注意して欲しいのはプルトニウム。フィルター=放射性物質吸収装置。ホットスポットを走ったクルマの中には取り扱い厳重注意レベルの放射性物質をフィルターにため込んでいるケースもあるだろう。ここからはクルマ関係者に。整備などでエアエレ