複数事業に携わるPM組織のスキル成長と評価について、コングロマリットな経済圏を持つDMMのPMから聞く「複数事業を跨ぐPM!なんでもやるDMMに聞く、PM組織の成長と評価の話【開発PM勉強会vol.21】」。ここで合同会社DMM.comの金築氏が登壇。PjM能力の可視化について話します。 金築氏の自己紹介 金築英雄氏:では私から始めます。今回私からは「可視化から始まるPjM育成」といった話をします。まず自己紹介させてください。名前は金築英雄と申します。経歴としてはアプリエンジニア、チームリーダー、諸々の経験を経て、現在プロジェクトマネージャー(PjM)として仕事をしています。 2023年にPMP(Project Management Professional)を取得して、さらにプロジェクト推進とかPjM採用、PjM育成に熱を上げています。今回は可視化がテーマなので、私のステータスなんかも書
PMのはみ出し領域の事例、どこまで対応すべきかについて語る「それってPM業務?みんなの組織のPM担当範囲を聞いてみよう【開発PM勉強会 vol.19】」。ここでアルプ株式会社の前川氏が登壇。PM業務の中で「やらなくていいこと」を決める方法について話します。 前川氏の自己紹介 前川裕一氏:では「業務範囲はどこまで?」という勉強会のところで、「やらないことを決める」みたいな、ふざけたタイトルでやります。アルプ株式会社の前川が発表を始めます。 アルプでPM(プロダクトマネージャー)をやっていて、サブスクリプションビジネスの契約・請求管理の仕組みの「Scalebase」を開発しております。もともとはエンジニアからPMになった枠ということで参加しています。 新卒からモバイルアプリエンジニアをやりつつ、アルプに来てからもバックエンドエンジニアをやって、アルプで2022年からPMにジョブチェンジをして、
毎回1つのテーマに絞り、テーマに対してのLTを行うTechDLT。「プロジェクトマネジメント・プロダクトマネジメント」をテーマにした「プロジェクト/プロダクトマネジメントについてLT! TechDLT Vol.7」に登壇したのはJAXA宇宙科学研究所の三浦氏。まずは、ロケット打ち上げにおけるプロジェクトマネジメントの大きな方針について話します。 世の中の「プロジェクトマネジメント」などの言葉の源流は「NASA式プロジェクトマネジメント」である 三浦政司氏:最初は「NASA式プロジェクトマネジメント」をちゃんと自分で勉強して体系的に紹介できたらとチラッと考えていました。でもそこまでいけなさそうだったので「NASA式プロジェクトマネジメント」に基づいた、私自身がJAXAでしている組織マネジメントについて、かいつまんで紹介できたらと思っています。 基本的にJAXAのプロジェクトマネジメントは、N
昨年10月にIPA(情報処理推進機構)の国家資格『プロジェクトマネージャ試験』を受験しました。 年が明けて「そういえば合格発表はいつだったっけ?」とIPAのサイトを見に行ったら、昨年12月下旬には合格発表がされていて、無くさずに持っていた受験票の情報を使ってチェックしたら、合格していたのでした。結構厳しいかと思っていたので、新年早々かなり驚いてしまい声が出たので、家族には変な目で見られました。 ※午前1は免除。午前2と午後1は60点以上で合格、午後2は4段階でAが必須 この記事では、非エンジニアの私がどうしてプロジェクトマネージャ試験を受験をしようとしたのか、どのような勉強をしたのかを紹介します。どなたかの参考になれば幸いです。 受験のきっかけ 2週間(20時間)しか勉強しなかった背景 勉強計画の策定 各試験のリソース配分 午前2(試験時間40分) 勉強時間 3時間 午後1(試験時間90分
「プロジェクトマネジメントの基本が全部わかる本」を買ったら、注文ミスして2冊頼んでしまったんだけど、結果的にはむしろ2冊買ってよかった、という話を書きます。 「プロジェクトマネジメントの基本が全部わかる本」 ( @paradisemaker 著)が届いたー。 なんか注文ミスって2冊届いたけど、1冊は誰かに読ませるとき用にしようw pic.twitter.com/evnrXtssm8 — フジイユウジ (@fujii_yuji) 2022年11月10日 制作/開発をするメンバーはいるけどプロジェクトマネジメントは得意ではなくて雑になってしまっているという制作/開発会社も多いと思うのですが、僕もそういう会社からどうしたらいいのか相談されたり、PMの育成の話をすることがあります。 (肩書としてPMだったことはないんだけど、僕も20年くらいPdM的な仕事をやってるんで相談されることがそれなりにある
プロダクトマネージャー、プロジェクトマネージャー、エンジニアと共に、プロダクト開発事例の共有やシステム開発上流工程の相互学習の場を提供する「開発PM勉強会」。第12回目は、審査制フリーランスネットワークを運営する株式会社GNUSとの共催にて、フリーランサーが集まる開発ギルドの実態に迫りました。ここで登壇したのは、曽我義光氏。フリーランスPMと組織に所属するPMの違いについて語りました。 開発経験、コンサル経験が豊富なフリーランスPM 曽我義光氏:曽我と申します。よろしくお願いします。本日はプロジェクトマネージャー事例ということで「プロフェッショナル集団と協働するのに『フリーランスPM』に必要な能力と考え方」というタイトルで10分間いただきます。 本日の目次は3点用意しています。始めは簡単に私自身の自己紹介と経歴。2つ目がメインとなる、フリーランスPMと組織に所属するPMとの違いとは? ここ
「シリエン戦隊JUN TV」は、現役エンジニアである酒井潤氏がシリコンバレーにおける、働き方やキャリアなどの情報を届けるチャンネルです。今回は、酒井氏が考えるシリコンバレーで優秀だと思うプロジェクトマネージャーの特徴について。全2回。前半は、自身の経験から語る、優秀な人について。 合理的な判断ができないとアメリカでは生き残っていけない 酒井潤氏:今日は、シリコンバレーのプロジェクトマネージャー(PM)で私がけっこう優秀だなと感じる人についてちょっとお話ししようと思います。今回は私が考える「プロジェクトマネージャーとして優秀な人」なので、私の経験談から話します。 よくネットでは「プロジェクトマネージャーとしての5つの必要な条件」といって、例えば社員のモチベーションを考えられて、リーダー的な発言ができる人がいいとか言われるじゃないですか。そういうことはネットで見てもらえればいいので、私が直感的
季節外れのレイアウト変更があり、古いノートを捲っていたら1枚のメモを見つけた。「PMのためのプロジェクトの壊し方」。自分でゆーのもなんですけれど、うまく出来ていたのでコラム用に加筆修正してみた。 ■会議篇 失敗プロジェクトと言ったら会議。切っても切れない。その特徴を挙げてみよう。 長い 多い 開始午前、終了夕方 開始夜、終了深夜 とりあえず招集する 自分のために開く 関係者以外も招集 長いとか、多いとかは当たり前。午前中始まり夕方までとなるマラソン会議もよく行われる。出席者(俗に言うえらい人)都合によっては終業後の開始となり終電までというコースもあり。にもかかわらず(会議で半日以上潰れるのにもかかわらず)1日の予定工数が8時間と計画されていたりして当事者のエンジニアにとっては笑えない事態となる。 問題が起こるととりあえず召集してしまう、されてしまうというのもありがち。何のために呼ばれたかわ
さまざまなヤフーの独自技術や業界の最先端テクノロジーに触れ、関西圏のクリエイターの成長を目的にした、ヤフー大阪オフィスで開催される勉強会、「MixLeap Study #67 - 各社事例からプロダクトマネージャーのあり方を探る」。ここでYahoo!ニュース トピックスのプロダクトオーナーの森本氏が登壇。リーダーシップについてと、チームをうまく回すために意識していることを紹介します。 セッションテーマの理由とゴール 森本小百合氏(以下、森本):今日は「プロダクトマネージャーとしてのチーム運営術」というテーマでお話しします。よろしくお願いします。 最初に、このテーマにした理由を少しお話しさせてください。そもそも、2021年のYahoo! JAPAN Tech Conferenceで、「プロダクトマネージャーとは」「どうやったらなれるの?」についてはすでにお話ししていたので、別軸でなにか話さな
プロジェクト・マネジャーが知るべき97のこと 作者:Barbee Davis(編)、神庭弘年(監修) 訳者:笹井崇司 2011年 できるだけ早期にユーザーを巻き込む - Barbee Davis モグラたたき開発を避けよう - Venkat Subramaniam ローカライゼーションのせいで締め切りに遅れる - Pavel Simsa プロジェクト・オーナーは強力なプロジェクトサポーター - 武谷 美世子 複雑よりもシンプルな方がいい - Scott Davis 負債を支払う - Brian Sletten スキルでなく素質のある人を加えよう - Richard Sheridan シンプルにいこう - Krishna Kadali あなたは特別ではない - Jared Richardson スクロールから学んだこと - Kim MacCormack 問題にかかるコストを削減する - Ra
「日本企業は、計画しすぎなんです。」——最近、ある外資系戦略コンサルタントから、こんなセリフを聞いた。いわゆるDXに関する話題の時だ。「計画して、それも細かく緻密な計画を立てて、石橋をたたくようにリスクを全て洗い出してから、はじめようとします。そして動き出したら、すぐ進捗率を問題にする。でも、そんなやり方では、イノベーションは動きません。」 たしかにまあ、日本企業、とくに製造業は、まず計画ありきで動いていると言ってもいい。年度計画(いわゆる「予算」)、月度計画、小日程計画・・。建設業も、似たところがある。全体工程表、月間工程表、週間工程表、等々。現場に行くと、計画表は、必ず目立つ位置にはり出してある。 だが、新しいビジネスモデルを創出するような、イノベーティブな試みは、目指すべき目的地が最初から決まっている訳ではない。登るべき山の頂が明確なら、アプローチの経路を地図の上に引き、どこまで登っ
プロジェクトに関わるすべての方のための祭典、Backlog World。3回目の開催となる「Backlog World 2021 旅 ~Journey~」は、プロジェクト管理に関する知見を相互に高め合うことを目的として開催されました。ここで、株式会社サービシンクで代表取締役兼テクニカルディレクターの名村氏が、「PJメンバーで共有する『プロジェクト憲章』ことはじめ」をテーマに登壇。まずは、プロジェクトマネジメントでプロジェクト憲章が必要な理由を紹介します。 自己紹介 名村晋治氏(以下、名村):「PJメンバーで共有する『プロジェクト憲章』ことはじめ」ということで、時間をいただきたいと思います。まず簡単に自己紹介をします。私は名村晋治です。株式会社サービシンクで代表取締役を務めています。テクニカルディレクターで、開発の現場、制作の現場に携わっています。インターネットを始めたのが1994年ぐらい、
草創期からLINEを支え続けるPMたち 横道稔氏(以下、横道):みなさん、こんにちは。このセッションは「草創期からPMを務める役員が語る、LINEにおけるプロダクトマネージャーとは」というタイトルでパネルディスカッションをさせていただきます。 今回モデレーターを務めさせていただく横道と申します。ふだんはプロジェクトマネージャーやアジャイルコーチとして、プロジェクトやチームをサポートしています。パネリストのお二人の自己紹介に入りたいと思います。 まずは稲垣あゆみさん、お願いします。 稲垣あゆみ氏(以下、稲垣):稲垣あゆみです。私はLINEの企画センターのセンター長をしています。ふだんはLINEのプラットフォームの企画や、ファイナンシャルのサービスの企画の統括などをしています。よろしくお願いします。 横道:では続きまして、島村武志さんお願いします。 島村武志氏(以下、島村):私は今、LINEの
本記事は、Engineering Manager Advent Calenderの1日目です。 はじめに エンジニアリングマネージャ(EM)と呼ばれる職務を設置する企業が増えてきました。 私たちの主催したイベントEOF2019でも700名近い方に参加していだき、また多くの方にご協力いただき成功裏に終わることができました。 EM Meetup/EM.FMなどのムーブメントの中心の一翼を担わせていただき、その高まりを感じる一方で不安も感じます。このエンジニアリングマネージャという職務は非常に多岐にわたるケースが存在していますし、必要だとされるスキルもまちまちです。そして、多くの場合、その企業のステージや状況ごとに求めるものは違います。また、求めていることを明文化することすらされていないケースも存在します。 このことから、エンジニアリングマネージメント自体が一時的な潮流として消費され、消えていっ
某どう見てもブラックな採用ページが話題になっていますね。で、それを批判するわけじゃないけどとしていろいろ語られているエントリーが素晴らしい。 しかし、経営に携わっていない従業員までが 経営者マインドを持っている…というのは、ハッキリ言って「異常」です。 異常…といっても悪い意味ではありません。 それが素晴らしいことであるのは間違いないのですが、 その「異常」な状態を前提として経営していたら、 それは経営者として従業員に依存しすぎです。 「従業員も経営者マインドを持つのが当然」と考える社長に未来はないと思う:酒井一樹の【就職サイトに書けない話】:オルタナティブ・ブログ うん、まったくもってそのとおりだと思います。 一方で、僕は社員の立場であってもある種、経営目線が必要だなという部分があると思っています。ことITの開発プロジェクトにおいては。 というか、単に経営者感覚という言葉の使い方が間違っ
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