図書館の運営支援を手掛ける書店大手の丸善(本社・東京)が東京・六本木の国立新美術館から受注した資料閲覧室の運営業務を開始直前に辞退し、同館を運営する独立行政法人国立美術館から書籍購入などの取引を4カ月間停止されていたことが25日、分かった。美術館側によると、契約は3年間。公募に応じた5社から丸善が約6470万円で落札したが、3月29日に「業務開始の4月1日までにスタッフの準備ができず、対応が困
東京都現代美術館(東京都江東区)が「閉館する」との嘘の記事が1日発売の美術誌「ギャラリー」4月号に掲載され、美術館や都に問い合わせが殺到し、同誌の編集発行人が謝罪していたことが5日、分かった。雑誌側は「エープリルフールのジョークのつもり」としているが、関係者は「しゃれになっていない」とあきれている。 この記事は、美術ジャーナリスト名古屋覚さんが書いた「評論の眼」。「東京都現代美術館を閉館し、主に都内在住作家による最新のアニメやゲームと、書や工芸などわが国の伝統美術を同時に紹介する『クールトーキョーフォーラム』を同館建物内に新設する方針を、東京都はこのほど固めた」という内容だ。 発売後、ネット上で驚きや戸惑いの声が上がった。美術館側は3日、公式ホームページで「全くの事実無根」と否定し、同誌の編集部に強く抗議した。 同誌は4日、公式ホームページ上で本多隆彦・編集発行人名のおわびを掲載。「エープ
実は連日の報道の目的の部分「イワシに喝を入れるためにマグロ投入」はマスコミの創作です。 最初に記事を見て職員はみんな驚きました。そのような話はしていなかったからです。 もともとこの水槽には20尾くらいのマグロがいましたが、マグロの飼育は難しくだんだんと減ってきたので追加するというだけの話なのです。 マグロの搬入はほぼ毎年行っています。 これまでイワシが群れから離れることに飼育係が問題視したことはなく、ましてや危機感を抱いたことは一度もありません。そこも水族館の面白いところだと考えているからです。 イワシの群れに影響は出るとは思いますが、食べられることはそうないことはわかっているのでそこに関心はあまりありません。 また、イワシより搬入したマグロの方がビビりな上にサイズも「60~70cm」と小さいですので影響が出るまで数か月かかると思います。 最初に朝日の記者が創作して、その記事をもとに取材陣
11月17日から森美術館でスタートする会田誠の大規模な個展「会田誠展:天才でごめんなさい」。公立の美術館ではNGと・・・ 11月17日から森美術館でスタートする会田誠の大規模な個展「会田誠展:天才でごめんなさい」。公立の美術館ではNGとされるようなキワドイ作品を「18禁部屋」として展示、さらには原発事故後の議論を題材にした巨大なモニュメントや大きな新作絵画など、約100点の作品が一堂に公開されます。11月10日には、2009年から約1年間、国内外での制作風景と家族との掛け合いを追いかけたドキュメンタリー映画「駄作の中にだけ俺がいる」が公開予定です。“取り扱い注意作家”としてエロ・グロ・美少女・戦争などを題材に作品を発表してきた会田は、森美術館というアートのど真ん中で、どんなタブーを仕掛けるのか−。 「1分でわかる会田誠」では、インタビューを通して本展や作家の実像に迫ります。 「会田誠展:天
新宿から電車で西へ1時間あまり。電車を降り、駅の外に出て、歩き始めると周囲は次第に郊外の光景となっていった。高い建物はなくなり、そのかわりちらほら紅葉が混じる林と、うねうねカーブする渓流が現れる。橋を渡り、沿道に杉林が広がる坂道をひとしきり上ったあと、坂の途中で右に折れ、少し下る。するとこぢんまりとした集落が見えてきた。 集落の一角には目的地の建物があった。二階建ての全面が薄い水色の建物は廃校になった田舎の小学校の趣きで、思いのほか小さかった。 とても辺鄙なところにある「館」 訪問前に確認したこの建物の公式ホームページには次のように書かれていた。 1997年3月、少女まんがすべての永久保存を目指し、 東京都西多摩郡日の出町の地に産声を上げた、少女まんがの専門図書館(の赤ちゃん)です。 通称は“女ま館”といいます。 古いけれども広~い一軒家を借り受け、ともかく、日々打ち捨てられていく数多くの
NewsMore 2024.03.22ミュージアム展示ガイドアプリ「ポケット学芸員」が頼山陽史跡資料館に導入されました 2024.03.08ミュージアム展示ガイドアプリ「ポケット学芸員」が國學院大學博物館に導入されました 2024.02.22ミュージアム展示ガイドアプリ「ポケット学芸員」が昭和女子大学光葉博物館に導入されました President's BlogMore 私的考察/2024.02.052024.02.05地域社会への溶け込み方は、個人経営の喫茶店にヒントあり? 現地訪問/2024.01.162024.01.16近代経済を切り開いた「信用を興す所」~帝国データバンク史料館訪問記 現地訪問/2023.06.192023.06.19記憶を呼び覚ます昭和レトロに包まれて ~ 駄菓子屋の夢博物館 訪問記 Museum Report ミュージアムの資料データベースとその魅力を利用者にどう
PRESS RELEASE 2012年8月3日 株式会社富士通マーケティング FJMが北九州市漫画ミュージアムにSaaS型図書管理サービス「WebiLis」を提供 ~漫画文化の振興と漫画文化を核としたまちの魅力づくりをITで支援~ 株式会社富士通マーケティング(本社:東京都文京区、代表取締役社長:古川 章、以下:FJM)は、北九州市様が本日オープンした「北九州市漫画ミュージアム」に、富士通のSaaS型図書管理サービス「WebiLis(ウェブアイリス)」を提供しました。 北九州市様は、北九州市の鉄路の玄関口となるJR小倉駅前の活性化と漫画文化の振興を図り、『漫画作家ゆかりの地域としての資源活用』『漫画文化の拠点』『まちの魅力づくり・賑わいの創出』を目的に、新たに「北九州市漫画ミュージアム」を、JR小倉駅直結の商業施設「あるあるCity」内に設立されました。 今回、FJMが全国の公共・大学およ
全国各地で展開されている、マンガやアニメによる地域振興。そうした中、全国初となる自治体が直接運営するマンガ博物館がオープン間近と聞き、早速取材に向かった。 これだけマンガやアニメによる地域振興が叫ばれながら、自治体が直接運営する博物館がなかったのも驚きだが、さらに驚くのはオープンする場所だ。場所は、北九州のJR小倉駅前。ここに8月3日オープンするのが、北九州市が運営する「北九州市漫画ミュージアム」だ。 小倉駅前の商業ビルの一部を使用するこの施設。一体どんなところなのだろうかと、行ってみて驚いた。現在準備中のミュージアムが入る階以外の各階では、すでにマンガ・アニメ系ショップが絶賛営業中なのだ。この建物、最上階の7階には劇場。5・6階にはミュージアムが入るのだが、その下の階の充実ぶりがすさまじい。「まんだらけ」「アニメイト」「ゲーマーズ」「メロンブックス」「らしんばん」と名だたるショップが一堂
子供たちを熱中させた任天堂の家庭用ゲーム機「ファミリーコンピュータ」のソフトや、旧世代のパソコン用ゲームなど、懐かしいゲームソフトが次々と姿を消している。「夢中になったゲームをもう一度プレーしたいけど、今どこにあるのか分からない…」。ゲーム愛好家のこんな“寂しさ”を解消しようと、レトロゲームを保存、公開する動きが相次いでいる。そこには“文化財”としての地位確立をとの思いもある。(板東和正) 劣化したフロッピーディスクやカセットテープなどのゲームソフトを収集・保管するNPO法人「ゲーム保存協会」(東京)が、昨年9月設立された。 中心メンバーは約10人。医師や経営者、オペラ歌手ら、ゲーム会社とは何の縁もない人たちばかりで、「ゲーム自体には興味はないけれど、文化財としての保管に共感している」というメンバーも。 集めた3万本超のソフトを無料で公開する博物館の設立構想もあり、「大人たちが子供の
集客施設への転用が検討されている大阪府立中之島図書館。奥は大阪市中央公会堂(大阪市北区で)=金沢修撮影 ギリシャ神殿を模した外観で知られる国の重要文化財・大阪府立中之島図書館(大阪市北区)について、橋下徹・大阪市長と松井一郎・府知事が、美術館やカフェなど集客施設への転用を検討していることがわかった。昨年度30万7695人の利用者があり、府立としては同市内唯一の図書館だが、約50万冊の蔵書を他の施設に移し、隣接する赤レンガの市中央公会堂(重文)も含めて中之島一帯を都心部の観光ゾーンとして売り出す考えという。 橋下市長が「素晴らしい歴史的建造物で、図書館である必要はない。美術館利用はできないか」と、松井知事に検討を呼びかけた。府市特別顧問で、府市統合本部の都市魅力戦略会議座長の橋爪紳也・府立大教授も同調した。蔵書を府立中央図書館(東大阪市)、市立中央図書館(西区)に移し、にぎわい施設として活用
アートディレクター・佐藤可士和氏による開館5周年シンボルマーク。「この5年間でまさに、日本、東京の中心部から、社会に対して新しい美術の場を提供してきた国立新美術館。美術と人、美術と地域との関わりの新しいあり方を提示する存在となったことをとても嬉しく思うと同時に、今後も新たな可能性に向かって進化し続けてほしいという願いを込めて、5周年記念のロゴをデザインしています」。 今年1月21日に開館5周年を迎える国立新美術館は、「国立新美術館開館5周年スタート企画」を開始。アートディレクター・佐藤可士和氏による開館5周年シンボルマークを発表している。 同美術館は2007年1月21日に、作品を収集しない代わりに、美術に関する資料や情報を収集し公開する、新しいタイプの美術館として開館。以来、①展覧会の開催、②美術に関する情報や資料の収集・公開・提供、③教育普及活動の3つを柱に活動を続けてきた。 現在、同館
目の前ではじける泡、口からのどに広がる清涼感――。真夏に飲むビールの最初の一口のおいしさはたとえようもない。このビールの味を日本人に教えたのも横浜だった。 ビールは開港当初から輸入されていたようで、1861年(文久元年)11月、外国人居留地で「ジャパン・ヘラルド」という新聞が発行されると、さっそく広告にビールが登場する。テクスター商会の広告では50本10ドル。はるばる大洋を越えて運ばれてくるビールが安かったわけはない。 1863年(文久3年)以降、イギリス軍とフランス軍が山手に駐屯すると、ビールの需要は一気に拡大した。調練に励めばのどが渇くのが当然だからだ。1865年(慶応元年)5月には、ドイツ人の自称パトウ男爵が、拡大する需要に応えるべく横浜最初のビアホールを開設した。 ビールの醸造はいつから始まったか。1932年(昭和7年)刊行の「横浜市史稿・産業編」は1872年(明治5年)にアメリカ
米国OCLCの研究部門OCLC Researchが、“Social Metadata for Libraries, Archives and Museums Part 1: Site Reviews”と題したレポートを発表しました。この一連のレポートは、図書館・博物館・文書館などのウェブサイトにおいて、タギングやコメントといったソーシャル機能によってユーザが作成したメタデータ(social metadata)の活用をテーマとしているようです。このプロジェクトでは2009年から2010年にかけて全76点のウェブサイト(p.71の表5に一覧あり)について調査しており、今回発表されたPart 1ではそのうち24つのサイトについての分析結果が述べられているようです。今後、Part 2とPart 3が刊行される予定とのことです。 Social Metadata for Libraries, Arch
たくさんの皆さまにご来場いただきました。(推定400名) ありがとうございました。 配布資料が足りなかったこと、お詫びいたします。 申し訳ございません。 このページ中程の、「スケジュール・登壇者」の項に配布資料と同じものをアップしてあります。 どうぞご覧ください。 日時 2011年4月23日(土) 13:00 - 14:30 場所 学習院大学(目白) 南3号館203教室 http://www.gakushuin.ac.jp/mejiro.html 呼びかけ人 saveMLAK有志 http://savemlak.jp/ 開催の呼びかけ: 3月11日の東日本大震災から一ヶ月が経ちました。この未曾有の災害に直面し、救命とライフラインの復旧が何よりの課題でありますが、同時に失われた多くの文化財のあることも私たち、博物館・美術館、図書館、文書館、公民館(MLAK)に関与するものは深い衝撃を持って受
被災文化施設の支援で議論 4月23日 23時37分 被災地の美術館などの文化施設をどう支援するかを考えるシンポジウムが東京で開かれ、施設の復旧には、多くのボランティアが参加した組織だった取り組みが必要だといった議論が交わされました。 今回の震災では、津波で、岩手県の陸前高田市立博物館にあった多くの収蔵品が失われたほか、茨城県にある国の文化財の「六角堂」が建物ごと流されるなど、各地の文化施設にも深刻な被害が出ています。23日、東京の大学で開かれたシンポジウムには、およそ400人が参加して、被災地の美術館や博物館、図書館などの支援について話し合いました。この中で、文化庁の担当者からは、震災による文化財や文化施設への被害は、阪神・淡路大震災を上回り、がれきの除去など、施設の復旧にはボランティアの力が欠かせないと述べました。シンポジウムでは、民間の小規模な施設については、被害の実態がまだ把握できて
NEW!【2024年(令和6年)能登半島地震】ページを新設、情報追加求む NEW!【みんなで育てる図書館災害救急BOX】みんなで育てる災害に備えるための知見・経験集(=救急BOX) NEW! 「saveMLAK報告会2024 ~社会教育・文化施設の救援・復興支援~」を2024年6月23日(土)に開催します。 Editathon-博物館基本情報更新2023を2023年3月11日から開催しています。一緒に施設ページを編集しましょう。 図書館総合展2023 saveMLAK プロジェクト企画を2023年11月6日(月)に開催しました。 【運営全般のお知らせ】2024年5月18日(土):第157回saveMLAK Meet Up / ニュースレター第80号(2024年1月号)NEW! 【COVID-19関連のお知らせ】(休館状況調査/ベストプラクティス共有/呼びかけ 「災害への『しなやかな強さ』を
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