社員69人で爆走する｢千葉テレビ｣の正体
日本テレビ放送網は979億円、TBSテレビは981億円――。 これはキー局（地方の系列局とともに全国ネットを形成する）がかけている年間の番組制作費（2016年度の実績）だ。テレビ広告が伸び悩む中、各局はさまざまなコスト削減策を進めているが、制作費は最も慎重に決められる予算のひとつ。「あればあるほどいいわけではないが、長期的に番組のクオリティや視聴率につながる重要な費用」（民放関係者）なのだ。 これだけの巨費を投じ、数多くのスタッフがコンテンツを制作するテレビ局。そんな中、わずか10億円の制作費と69人の社員で独自路線を突き進む局がある。それが独立ローカル局のひとつ、千葉テレビ放送だ。 設立は1970年。千葉に加えて東京、神奈川、埼玉、茨城の一部で放送している。その実態はとにかく常識破り、規格外、自由奔放。番組の編成や看板番組、本社、さらにはスポンサーまで、キー局とは真逆の存在だ。 ｢太陽に
ジャガーさんに社長賞 千葉テレビ「特別枠」で
料金改定について 2023年11月より料金が改定されました。 料金改定の同意からお手続きをお願いします。 千葉テレビ放送（チバテレ、上田誠也社長）は、開局４５周年の応援団長を務めているロックミュージシャン、ＪＡＧＵＡＲ（ジャガー）さんの功績をたたえ、チバテレ社長賞を授与した。 授賞式は千葉市中央区都町の本社で行われ、赤を基調とした華やかな姿で登場したＪＡＧＵＡＲさんは「感激しております。この喜びを全宇宙、全世界、全日本のファンの方に伝えたい」とにっこり。上田社長から感謝状と目録を受け取ると、お返しにオリジナルの帽子とカレンダーをプレゼントした。さらに新曲「スマイル・ウィズ・ユゥ！」を熱唱。集まった報道陣らを堂々のパフォーマンスで圧倒した。 同賞は本来、チバテレ社員を対象に贈られる業務表彰。上田社長は「今回は特別枠。チバテレの放送枠を個人で購入して３１年、最近は全国区で注目されるＪＡＧＵＡＲ
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