2007年、韓国で光るクローン猫を作り出すことに成功したというニュースは既にお伝えしていると思うが、あっちは赤色蛍光タンパク質を持ち、暗い場所で紫外線を当てると赤く光る猫。今回の光る猫は、緑色蛍光たんぱく質(GFP)の遺伝子を挿入した猫なので、緑色に光るのでちょっと違う。 このほど、米国の研究チームが生み出した「緑色に光る」猫は、遺伝子操作により、猫のエイズを引き起こす猫免疫不全ウイルス(FIV)に耐性のある細胞を持っており、猫エイズの感染防止のほか、人間の後天性免疫不全症候群(エイズ)研究にも役立てたいとしている。