バックアップと障害復旧から考えるOracle Database, MySQL, PostgreSQLの違い
PostgreSQL Advent Calendar 2012(全部俺)のDay 14です。 ご存じのように、PostgreSQLは9.0から標準でレプリケーションが実装されました。それに加えて9.2では、pg_receivexlogというコマンドが追加されました。 pg_receivexlog http://www.postgresql.jp/document/9.2/html/app-pgreceivexlog.html pg_receivexlogは、ネットワーク経由でトランザクションログを受信、ログのアーカイブを作成・蓄積していくことを可能にするコマンドです。このコマンドを使うことによってスタンバイサーバを稼働していなくても、レプリケーションの機能を使ってリアルタイムバックアップを取得することができるようになります。 pg_receivexlogの基本的な仕組みについては、ストリー
「Paragon Backup & Recovery Free Edition」は15年もの歴史がある製品版「Backup & Recovery 10 Suite」(69.95ドル、約6300円)から、仮想環境への復元などの一部機能を抜いた無料版ソフト(非商用利用のみ無料)となっており、Windows 7/Vista/XP/2000(32bitと64bit)に対応、Windowsが起動したままでシステム全体のフルバックアップ・差分バックアップ・世代数によるサイクリックバックアップ、加えてスケジュール機能で定期的なバックアップも可能で、ハードディスク全体だけでなくパーティション単位でのバックアップと復元、さらには各種RAID環境へのバックアップも可能となっています。 さらにはCD/DVD/Blu-ray・外付けHDD(IDE/SATA/eSATA/SCSI/USB/IEEEなど)・ネットワー
By slollo パソコンが故障などで使えなくなると、いつも通り仕事ができなくなり困ってしまいます。そこで普段からこまめにバックアップを行うわけですが、よくよく考えるとバックアップイメージが存在していても、パソコン自体が物理的に壊れてしまい、修理に出している間は復元先のパソコンがないので作業が続行できません。特に作り込まれた環境の場合、その環境を別のパソコンに再構築するだけでも一苦労。 そこで、バックアップイメージを仮想マシンイメージに変換(P2V)し、別パソコンの仮想マシンとして作業を続行、修理から戻ってきたら仮想マシンイメージをバックアップイメージに変換(V2P)し、そこから修理後のパソコンに復元する、という「仕事の作業の流れ事態をできる限り止めない」方法を考えついたので、実際にできるかどうかやってみました。 バックアップ・P2V(Physical to Virtual)・V2P(V
WindowsXPとVista(64ビット版含む)で動作し、Windowsが起動したままの状態でディスク全体をイメージ化してバックアップすることができるという非常に優秀なフリーソフト、それが「Macrium Reflect FREE Edition」です。Windowsで利用可能な「ボリューム シャドウ コピー サービス」というのを使うことで、利用中のファイルであってもコピーすることが可能になっているというわけ。作成するイメージは別のパーティション、あるいはネットワーク経由やUSB・IEEE接続の外付けHDD、直接DVDに焼くなどして保存が可能になっており、圧縮率の指定なども可能になっています。また、レスキューCDの作成も可能となっており、復元時にはこのレスキューCD(LinuxベースかBartPEベースのいずれかを選択可能)から元に戻すことになります。スケジュールを指定してのバックアップ
FreeFileSyncは二つのフォルダを指定して同期、ミラー、更新ファイルのコピーと処理が選べるバックアップソフトウェア。 FreeFileSyncはWindows/Linux用のオープンソース・ソフトウェア。HDDが大容量化し、個人のパソコンにも多数のデータ、ファイルが保存されるようになっている。その中には写真や音楽データなど、大切なものもあるはずだ。 メイン画面 そのため保存できる場所が拡大すれば拡大するほど、バックアップが重要になってくる。昔のようにメディアにバックアップしていたのでは間に合わない。外付けのHDDやネットワークドライブに保存するならばFreeFileSyncを使ってみよう。 FreeFileSyncは二つのフォルダを同期するためのソフトウェアだ。日本語ローカライズもされており使い勝手が良い。ドラッグアンドドロップで二つのフォルダを指定して、同期、ミラー、更新の中から
昨日、hbstudy#8 で話をする機会をいただくことができたので、Nagios や Amanda といった既製品の管理ツールやバックアップツールを使わずに内製したことで「パストラック」の運用コストを下げた、という話をしてきました。 もちろん、「既製品を使わない」というのもひとつの手段にすぎませんから、それを無闇にお勧めするつもりはありません。ただ、小回りの効くツールを組み合わせる手法にも十分な競争力があるという点、あるいはその事例として参考になれば幸いです。 スライドはこちら。hbstudy 運営の皆様、話を聞いてくださった皆様、ありがとうございました。
4. なぜ tar+gzip はよくないか?afio は cpio に似たコマンドです。Debian などの Linux の主要 なディストリビューションには afio のパッケージがあると思い ますが、ない場合は ソース (日本のミラーでは こっち) を持ってきて make しましょう。いや、 すでにパッケージがあっても、2.4.4 より古いのだと、後述のハードリンクの bug が あるので、最新を使いましょう。afio の特長は「gzip と組み合わせて、圧縮してバックアップを 取れる」という点です。メディアのほうで圧縮をサポートしていない限り、dump は これができませんよね。「まてまて、tar だって gzip で圧縮バックアップできるじゃないか」 という声は当然予期されます。筆者は tar+gzip でのバックアップはお勧めしません。 以下実例をあげて理由を書きます。 % cd
ソフト名:GNU ddrescue 開発者:Antonio Diaz氏 ライセンス:GNU GPL v3またはそれ以降 配布元:http://www.gnu.org/software/ddrescue/ddrescue.html GNU ddrescueは,読み出しエラーが多発するような壊れかけの記録媒体からデータを回収するツールです。読み出し可能なデータを先に回収する方式を採用しているので,一刻を争う事態でもより多くのデータを救出できます。 HDDに不良が生じた際,最も重要なのはデータをいち早く回収することです。不良の原因がコントローラか機械的なものかを問わず,多くの場合で時間経過と共に問題が大きくなってしまい,回収できないデータが増えるからです。 データ回収のポイントは「問題なく回収できるデータを優先して作業」することです。読み出しエラーが生じるデータにこだわってリトライを繰り返すと,
ディレクトリ間の同期を行うツールは数多い。よく使っているファイルを一つのフォルダに入れておけば、そこさえバックアップしておけば万一の時にも安心できる。ファイルが散在していては本当に必要なものがどこにあるのか分からなくなってしまう。 そしてバックアップは同期ツールを使えば簡単にできる。その一つがこのソフトウェアだ。 今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはSynkron、ディレクトリ間の同期ソフトウェアだ。 Synkron http://synkron.sourceforge.net/ Synkronの特徴は、Windows及びMac OSXそしてLinuxとマルチプラットフォームで動作する点にある。日本語化も進められており、Mac OSX版では全ての文字が日本語表示されていた。 同期設定は複数可能で、二つのディレクトリを指定して行う。ブラックリストを登録したり、フィルタ設定をすることで不
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