カタルーニャ州のカルレス・プッチダモン州首相は、中央政府が「抑圧を続ける」ならば、今月1日のスペインからの独立を問う住民投票の結果に基づき、州議会が独立宣言の採決を行うと述べていた。住民投票をめぐっては賛否両論がある。
リーガ・エスパニョーラから、レアル・マドリードとバルセロナによる伝統の一戦“クラシコ”がなくなる――。それまで、少なくとも海外のリーガファンの間では、半ば冗談として捉えられてきたことが、いよいよ現実のものになろうとしている。 27日、スペイン北東部カタルーニャ州議会の総選挙が行われ、分離・独立派が過半数の議席を獲得した。この結果、独立派連合は今後1年半以内に、スペインからの独立の手続きを民主的に行っていくという。 仮に独立が実現した場合、カタルーニャ州に本拠地を置くバルサとエスパニョールは、スペイン側から見て“外国のクラブ”となり、現在所属するスペインサッカー連盟(RFEF)からは除名。リーガからも脱退することになる。スペインのスポーツ法では、スペイン国内の連盟に属さないチームが、国内のリーグ、つまりリーガでプレーすることは認められていないからだ(※編集部注:アンドラのチームだけは、特例に
5日に閉幕した女子ワールドカップでは、なでしこジャパンの粘り強い戦いぶりを堪能させてもらった。最後に散ったとはいえ、2大会連続で決勝進出を果たし、決勝トーナメントで無失点だったアメリカから2ゴールを奪ったのだから大したものだ。 対照的に、何とも消化不良な戦いに終始してしまったのが、ラ・ロヒータの愛称で呼ばれるスペイン女子代表だ。 個々の能力、パスワークの質は高いのに、肝心の崩しの形がなかなか見いだせない。そして時間の経過と共にリズムが落ち、一度リードされると焦ってミスを連発する自滅パターンに陥ってしまう。 1分2敗のグループ最下位に終わった彼女たちの戦いぶりからは、大舞台での経験不足が色濃く感じられた。 初出場のワールドカップなのだから仕方のない部分もあるとはいえ、選手たちのポテンシャルをあと10%でも引き出すことができれば、少なくともグループリーグ突破は十分に可能だったと思えてならないの
すでに当時と同じものではなく、もうわずかなかけらしか残っていないかもしれない。それでも残り8試合となったリーガ・エスパニョーラを見るたび、私は少しずつ、まるで手から水がこぼれ落ちるように、永遠に忘れることはないあのスペクタクルなフットボールを堪能する機会が失われつつあることを実感せずにはいられない。 私が言及しているのはフランク・ライカールトの下で芽生え、ジョゼップ・グアルディオラが監督に就任した2008年に開花したチームのことだけではない。2度のユーロ(欧州選手権)とワールドカップ(W杯)を立て続けに制したスペイン代表のプレーにも大きな影響を与え、勝利至上主義の是非を問うという不毛の議論の陰に長らくたたずんでいた、スペクタクルと勝利の両立を目指すという考え方に根拠を与えたフットボール哲学そのものについてである。 獲得可能なあらゆるタイトルを獲り尽くした当時のバルセロナは、勝利を生み出すマ
23日に行われたリーガエスパニョーラ2部B(実質3部)第14節、シウダー・デ・トゥデラでのトゥデラーノ対レアル・マドリー・カスティージャ(1-1)の試合で、観衆の中から副審を探すという珍事が発生した。スペイン『アス』が報じている。 事件はこの試合の59分に発生した。ホアキン・ガルシア・エルナンデス副審が右足ふくらはぎを負傷したために、サンチェス・アパリシオ主審はスタジアムの責任者に「審判を探す必要がある」と報告。そしてスタジアムのスピーカーから、スタンドに審判はいないかをうかがうアナウンスがされたのだ。 幸いにもスタンドには、2006-07シーズンに2部Bで審判を務め、現在は地域リーグで同職に励むエウセビオ・サエス・ガルシア氏がおり、同氏が副審を担当することで試合は再開された。なおガルシア氏は同日に、地域リーグのアブリテンセ対マルシージャでも審判を務めたという。 なおジネディーヌ・ジダン氏
去る5月10日、新横浜において「スペイン研修報告会 " 行ってきました"で終わらないための海外研修を考える」というイベントが開催された。主催は、セミナーのクオリティに定評ある(株)アレナトーレ。登壇したのはNPO大豆戸フットボールクラブの末本亮太氏と、同社所属のサッカージャーナリスト・小澤一郎氏だ。 本欄では、そのイベントの模様を一部報告させていただきます。イベントの目次は以下のとおり。 また、研修内容の特徴はこのようなもの。 文字数の関係上、イベント内容のすべてを紹介することはできないので、ポイントを絞って紹介させていただきたい。 末本氏は今年1月、11日間に渡り(株)アレナトーレのアテンドの元でスペインに滞在。現地では、ホテルなどではなく、選手たちと共にアパートを借り寝食をともにした共同生活を行なったという。そこでは、以下のようなことを感じたようだ。 末本「現地の中の人達と同じ目線に入
最新ニュース試合速報移籍情報放送予定 スケジュール・チャンネルテレビ中継・ネット配信予定大会プレミアリーグ on TVラ リーガ on TVセリエA on TVブンデスリーガ on TVMLS on TVUEFAチャンピオンズリーグ on TVUEFAヨーロッパリーグ on TVJ1リーグ on TVJリーグYBCルヴァンカップ on TVチームリヴァプール on TVブライトン on TVレアル・ソシエダ on TVアーセナル on TVマンチェスター・シティ on TVバルセロナ on TVレアル・マドリー on TVバイエルン・ミュンヘン on TVインテル・マイアミ on TV横浜F・マリノス on TV特集 インタビュー・コラム&動画インタビュー・コラム伝説のチーム移籍市場の達人高額補強を振り返る才能の宝庫ドリームチームNxGN/期待の若手ニュース・インタビュー2021年版202
スペインのラホイ首相は6月2日、「民主化の象徴」として国民的な人気を誇った国王フアン・カルロス1世(76)が退位し、フェリペ皇太子(46)が跡を継ぐと発表した。スペイン国王の生前退位は異例。突然の発表で、スペイン国内や欧州各国で驚きが広がっている。時事ドットコムなどが報じた。 カルロス1世は近年、健康上の不安を抱えていたほか、次女クリスティーナ王女の夫の公金横領疑惑など不祥事も浮上。国民の支持も低迷し、退位を余儀なくされた。 国王は2日のテレビ演説で「76歳の誕生日を機に皇太子への王位継承を準備しようと思った。皇太子は新しい時代に国を導く用意ができている」と語り、国民に理解を求めた。 (時事ドットコム『スペイン国王が退位へ=「民主化の象徴」-フェリペ皇太子が継承』より 2014/06/02 21:08)
スペイン代表のビセンテ・デル・ボスケ監督は13日、ワールドカップ本大会に向けた代表候補メンバー30名のリストを発表している。 候補メンバーでサプライズとなったのは、レアル・マドリーDFダニエル・カルバハルとアスレチック・ビルバオMFアンデル・イトゥラスペの選出だ。また、ひざを負傷して長期離脱中のバルセロナGKビクトール・バルデスの代役としては、マンチェスター・ユナイテッドGKダビド・デ・ヘアが選ばれている。 一方、先週のリーグ戦で2カ月ぶりに負傷から復帰を果たしたレアル・マドリーDFアルバロ・アルベロアは、落選している。 スペインは、25日に最終メンバー23名を発表する予定。今回招集された選手は以下の通り。 GK カシージャス(レアル・マドリー) レイナ(ナポリ) デ・ヘア(マンチェスター・ユナイテッド) DF セルヒオ・ラモス(レアル・マドリー) ダニエル・カルバハル(レアル・マドリー)
給与未払いに対する抗議として、セグンダB(3部)に所属するラシン・サンタンデールの選手たちが試合でのプレーを拒否した騒動に関し、同クラブを率いるパコ・フェルナンデス監督がコメントを残した。スペイン紙『AS』が伝えている。 給与未払いの状態が続いていたラシン・サンタンデールの選手たちは、アンヘル・ラビン会長やクラブ幹部の辞任を要求。この主張が受け入れられなかったため、30日に行われたレアル・ソシエダとのコパ・デル・レイ準々決勝セカンドレグで、選手たちはプレーを拒否。両者の対戦は没収試合となった。 フェルナンデス監督は「我々が戦う予定だった一戦は、最も重要な試合だったと言えるだろう。だが、我々の尊厳を優先した。支えてくれた全ての人に感謝したい。簡単な決定ではなかった」と説明。また「リーグ戦を戦い、そして昇格することが我々の目標だが、そのような状況ではない。早く問題が解決することを望んでいる」と
コパ・デル・レイ準々決勝セカンドレグが29日に行われ、アスレティック・ビルバオとアトレティコ・マドリードが対戦。リーガ・エスパニョーラ第21節終了時点で4位と2位につける両チームが、準決勝進出を懸けた一戦に臨んだ。 ホームでのファーストレグを1-0で制しているアトレティコ・マドリード。敵地での一戦では、ジエゴ・コスタやコケ、アドリアン・ロペスらが先発出場。ダビド・ビジャはベンチスタートだった。 均衡を破ったのはアスレティック・ビルバオだった。42分、左サイドを駆け上がったミケル・バレンシアガのクロスボールを、中央のアリツ・アドゥリスが頭で合わせてゴールネットを揺らした。前半は1-0で終了した。 2試合トータルスコアを1-1とされたアトレティコ・マドリードは、55分にゴールを決める。セットプレーの流れから、左サイドにこぼれたボールを、クリスティアン・ロドリゲスが中央へ。マイナス気味のクロスに
スペインサッカー連盟(RFEF)は29日、アトレティコ・マドリーFWジエゴ・コスタがスペイン代表でプレーすることを正式に選んだと明らかにした。スペイン複数メディアが伝えている。 今季リーガエスパニョーラで開幕から10試合で11得点とゴールを量産しているD・コスタは、ブラジルとスペインの二重国籍を有しており、どちらの代表チームでプレーすることになるのかが大いに注目されていた。 10月にも一旦は本人がスペイン代表を選んだと伝えられていたが、その後ブラジル側が招集への動きを強め、11月の国際親善試合に同選手を招集することを明言。だが最終的に、D・コスタはスペインを選択することになった。 「本日10月29日火曜日の午前、ジエゴ・コスタ選手はスペイン代表でプレーする意志を表明する文書に公証人のもとで署名を行った」とRFEFは声明を出している。 スペイン代表は11月にアフリカ遠征を行い、15日にアンゴ
マドリッドダービーでセルヒオ・ラモスと競り合う。腕には大きな入れ墨が踊り、挑発的なプレーを繰り返したディエゴ・コスタを観客は何度も批判した。「ディエゴ・コスタはスペイン人ではない!」とのコールも。 敵陣でフェリペ・ルイスがディマリアからボールを奪い、コケが素早くディフェンスライン裏へ短いスルーパスを通す。次の瞬間、フリーで抜けだしたジエゴ・コスタがGKとの1対1を難なく制し、この試合で唯一のゴールを流し込んだ。 9月28日行われたリーガ・エスパニョーラ第7節。13年半にわたるダービー未勝利の歴史に終止符を打った昨季のコパ・デル・レイ決勝に続き、再びアトレティコは敵地サンティアゴ・ベルナベウで宿敵レアル・マドリーを撃破した。 コパ決勝と同じく、この日もマドリーのゴールネットを揺らしたのはジエゴだった。彼はここまでメッシと並ぶリーガトップの8ゴールを挙げ、クラブ史上初の開幕7連勝と躍進するチー
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く