ある意味歴史に残る、バカげた可決と言っていいでしょう。 リッピング違法化+私的違法ダウンロード刑罰化法案、衆議院で可決 「日本版フェアユース」という何の効力もないタテマエを前面に押し立てて肝心要の「リッピング違法化」を半分隠した状態で提出された著作権方改定案に、かつて否定され、今回誰の目にも触れさせなかった「違法ダウンロード厳罰化」が修正案として強引に差し込まれた著作権法改定案が、文科省委員会では全会一致・修正案も衆議院本会議で賛成多数であっさりと可決してしまいました。衆議院で通った以上、参議院の審議が仮にあったとしても無力、このまま法律となってしまうことが事実上決まりました。 これで、重要かつ国民が強く反対しそうな法案は、国民の目に触れさせることなく修正案という形で、政間取引を持ちかけて潜り込ませてもらえばいいということになり、パブリックコメントの募集は完全にポーズだけのものとなりました