Appleが未開封のデバイスのソフトウェアアップデートを行うための新技術を開発していると10月に報じられましたが、実際に同技術に関する特許を取得したことがわかりました。特許は「箱内でのソフトウェアアップデート」と名付けられたものです。 ■3行で分かる、この記事のポイント 1. Appleは未開封のデバイスのソフトウェアアップデートに関する特許を取得した。 2. 販売前にデバイスをアップデートすることで顧客体験の向上につながるという。 3. 特許出願では未開封デバイスのアップデート方法のステップが説明されている。 販売後のデバイスのアップデートはコスト大 Appleの特許出願には、デバイスの販売後にソフトウェアアップデートを行うのに30分以上時間がかかると記されており、結果より多くの従業員の配置つながる、とコストが大きいとのことです。 デバイスの販売前にソフトウェアをアップデートすることで、
アメリカ合衆国カリフォルニア州のマウンテンビューにある1996年設立のコンピュータ歴史博物館は、Apple Computerが製造・販売したオフィス向け16ビットパーソナルコンピュータLisaの発売から40周年を記念し、ソースコードを公開したとブログ投稿で発表しました。 商業的には失敗に終わったものの革新的なGUIを使用 Apple Lisaは、発売当時1万ドル近い価格のビジネスユーザーを対象としたコンピュータで、ソフトウェアやフロッピーディスクの問題と相まって、商業的には失敗に終わりました。わずか2年後にはより手頃な価格のApple MacintoshとLisa 2に大きく取って代わられましたが、Apple Lisaは革新的なグラフィカル・ユーザー・インターフェース(GUI)を使用していたことで知られています。 Apple Lisaには、ワープロ、表計算、チャートなど、いくつかのアプリケ
最近のスマートフォンの多くは、センサーの能力不足を補うため、撮影後にハードウェアとソフトウェアの組み合わせで画像を調整し、見栄えを良くしていますが、最近のiPhoneモデルのカメラのユーザー評価が低いのは、過度な後処理が原因ではないか、と人気のテック系YouTuberのマーケス・ブラウンリー氏が分析しています。 昨年のユーザー評価では7位だったiPhone14 Pro ブラウンリー氏が昨年末行ったユーザー評価をもとにした2022年のスマホカメラのブラインドテストでは、GoogleのPixel 6aと7 Proが1位と2位の座を獲得しました。iPhone14 Proは、残念ながらASUS Zenfone 9、OPPO Find X5 Pro、Samsung Galaxy S22 Ultra、Realme 10 Pro+に次ぐ7位の結果となりました。 テスト結果を見ている限り、iPhoneのス
Monday Notesより。 BY ジャン=ルイ・ガセー 何年にもわたる憶測の末、Apple Carプロジェクトは2つの課題に集約できます。それは、世界最高水準の自律走行車(AV)用ソフトウェアを開発する方法と、自動車を製造・販売し、Appleのような売上総利益を得る方法です。 [Grateful Geek本の全原稿が完成し、これでMonday Noteの習慣に戻れるようになりました。] まだ知られていないApple Carは、当初から2つの楽しい空想の源となってきました。まず、多くの人がAppleらしいユーザ体験を提供する電気自動車を夢見ています。6月22日のWord Wide Developer's Conferenceで、Appleが明らかにしたCarPlay UIをご覧ください。 第二に、自動車業界の年間売上3兆ドルのうち、Apple並みの売り上げがあれば、経営陣と株主は大喜びす
ars technicaより。 発売から30周年を迎え、この画期的な製品が残した不朽の遺産を振り返る。 ジェレミー・ライマー 今から30年前の1992年5月29日、Appleはこれまでで最も画期的で革新的な製品、Newton MessagePadを発表した。1年後に発売され、大きな反響を呼んだが、製品としては大失敗としか言いようがなかった。当時の大衆文化では、Newtonは「高価だが役に立たないハイテク機器の申し子」と揶揄された。しかし、このデバイスは時間と共に劇的に改善されたが、市場シェアを獲得できず、1997年には製造中止となった。Newtonは失敗したが、Appleのエンジニアたちはもっと良いものを作ろうという気持ちを起こさせた。そして、iPadやiPhoneの誕生につながったのだ。 ビジョンなるもの 1976年にAppleを共同設立したスティーブ・ジョブズは、1983年にマーケティ
アーケードゲームの動作を再現するエミュレーターとして誕生し、その後、アーケード機に限らず対応範囲を拡大して汎用エミュレーターとなっている「MAME」が、生誕25周年を迎えました。 Happy 25th anniversary, MAME! On December 24, 1996, developer Nicola Salmoria began working on single arcade hardware emulators such as MultiPac. Nicola merged his emulators together under a single unified framework and on February 5th 1997, he released MAME 0.1. #mame #emulation— The MAME Team (@mamedev_org)
リーカーのDylan氏(@dylandkt)がAppleのソフトウェアについて、昨年リリースされる予定だった機能の多くが、今年のリリースへとずれ込んでいるとTwitterに投稿しました。 パンデミックが影響 Dylan氏によれば、新型コロナウイルス感染症のソフトウェア開発スケジュールへの影響は、2020年の時よりも2021年のほうが大きかったそうです。 そのため、2021年のリリースが予定されていたソフトウェア機能の多くが、日の目を見ることはありませんでした。 Some insight on WWDC, much of Apple’s software features that were suppose to release last year are coming this year. The pandemic had an especial effect on software ti
富士通は8月11日、今年5月に発生した情報共有ツールへの大規模不正アクセスに関連し、顧客である中央省庁・企業等の129の組織から情報が流出したと発表しました。 大規模な不正アクセス 富士通は5月25日、同社が管理運営する情報共有ツールの「ProjectWEB」が第三者からの不正アクセスを受け、一部の情報が盗み出されたと発表し、その後、被害状況の調査や分析を進めていました。 富士通によると、8月11日時点において、129の顧客がProjectWEBに保存していた情報が、不正な閲覧やダウンロード等の被害にあったと判明しています。 流出した情報には、顧客のシステム構成に関する資料や、プロジェクト運営に関する体制図や打ち合わせメモが含まれています。 また、顧客企業等の担当者氏名やメールアドレス等の個人情報も流出しました。 内閣サイバーセキュリティセンター、国土交通省、外務省は5月の問題発覚時に富士
Linux Foundationの取り組みが成功すれば、次世代の電力網は、コモディティソフトウェアとコモディティハードウェアを使用したオープンソースツールをベースとしたものになるだろう。このソフトウェア定義のアプローチは、今日の電力網を明らかに閉鎖的で過度の負荷がかかるものにしているブラックボックスをこじ開けるのに役立つとして、共同開発や投資が促進されている。 Linux Foundationの取り組みが成功すれば、次世代の電力網は、コモディティソフトウェアとコモディティハードウェアを使用したオープンソースツールをベースとしたものになるだろう。このソフトウェア定義のアプローチは、今日の電力網を明らかに閉鎖的で過度の負荷がかかるものにしているブラックボックスをこじ開けるのに役立つとして、共同開発や投資が促進されている。 Linux Foundationの電力イニシアチブである「LF Ener
STRATECHERYより。 もし、あなたがAppleに尋ねれば、— あるいは、終わりのないように見える一連のイベントを見ると — 今年だけで、同社の差別化のベースとなっているものは何か、喜んで教えてくれるでしょう。 この統合は、Appleの信じられないほど成功しているビジネスモデルの中核です。同社はハードウェアを販売することによって、大部分の収益を上げていますが、他のメーカーは少なくとも理論的には、コモディティ化につながるはずの同様のハードウェアを作成することができますが、唯一Appleのハードウェアのみ、独自のオペレーティング・システムを実行しています。 もちろん、ソフトウェアはハードウェアよりもさらにコモディティ化が可能です。一度作成すれば、ソフトウェアは際限なく複製できるため、生産の限界費用はゼロになります。これが、多くのソフトウェアベースの企業が、可能な限り大きな市場にサービスを
by VisiCalc Google スプレッドシートをはじめとし、今や日常生活の中で表計算ソフトが世界で初めて登場したのは1979年のこと。ふだん何気なく使っているスプレッドシートですが、実は人々が日常生活でコンピューターを使う転機となった劇的なツールであり、その歴史をたどってみると、現代の「自動化」問題への示唆をも得られるものとなっています。 How VisiCalc’s Spreadsheets Changed the World - The New Stack https://thenewstack.io/how-visicalcs-spreadsheets-changed-the-world/ 世界初の表計算ソフト「VisiCalc」の広告が初めて掲載されたのは1979年5月。VisiCalcの作者であるダン・ブリックリン氏は自身のウェブサイトに当時の広告をのせています。その後同
C++ Advent Calendar 2018 この記事はC++ Advent Calendar 2018 15日目の記事です。 14日目: VTKライブラリ 16日目: C++のエラー処理との付き合い方 当初見積もりよりも大幅に長い記事となり、投稿したのは12/22で1週間遅刻です。すみません。 お知らせ cpprefjpにchar8_t型追加について解説を書きました。ぎゅぎゅっとコンパクトに、また査読を受けて中立的な表現で書いていますので、よければどうぞ。 UTF-8エンコーディングされた文字の型としてchar8_tを追加 - cpprefjp C++日本語リファレンス 追記 全ての開発者が知っておくべきUnicodeについての最低限の知識 - GIGAZINE Unicodeについて簡潔にまとまってるいい記事を見つけました。 Caution この文章には以下の要素が含まれます。苦手
Winampが復活するそうだ。かつて1990年代の終わりから2000年代にかけて人気だった音楽アプリ。ミュージックジュークボックスアプリとも言われた中で鉄板の使用率を誇っていた。そのWinampがクラウド、モバイルに対応したモダンなアプリとして2019年に蘇ると米TechCrunchが報じている。公式サイトではWinampの将来について知りたい人はメールを登録するように記載されている。 Winamp(ウィンアンプと読む)は、Windows + Amp(アンプリファイア)+ MP3を組み合わせたネーミングが示すとおり、MP3フォーマットのオーディオファイルを再生するWindowsアプリとして始まった。1997年のことだ。豊富なスキンを差し替えて外観を変更できるのが特徴で、今も使っている熱心なファンもいる。 Winampを開発したNullsoftは1997年、AOL(これも今は知らない人が多い
現地時間2018年7月10日で、App Storeは公開から10周年を迎えます。Appleの共同創業者スティーブ・ジョブズ氏は、1980年代前半の時点で、App Storeの登場を予見していました。 「ソフトウェアはオンラインで買えばよい」 1983年、米コロラド州アスペンで開催されたデザイン会議で、当時28歳だったスティーブ・ジョブズ氏は、「ソフトウェアをオンラインで購入する」という、まさにApp Storeを示すような未来図を、以下のように語りました。 ソフトウェアは情報です。そして情報は、電話回線を通じてやりとり可能な、大量の0と1で表現されます。私たちがソフトウェアを買いたいときは、0と1の組み合わせの一部を、コンピュータとコンピュータの直接のやりとりで買えばよいのです。 インターネットは軍事目的限定だった時代 1983年当時、インターネットは軍事目的での利用に限定されており、一般
欧州連合(EU)がインターネットを使ってコンテンツ(著作物)を配布するすべてのプラットフォームに、コンテンツフィルタリングの導入を義務付けようとしている。世界最大のオープンソースレポジトリであるGitHub(同社に対してはMicrosoftが先ごろ買収計画を発表している)は、新たな法案が欧州議会を通過した場合、オープンソースソフトウェアの配布、維持に使われている仕組みが事実上崩壊すると警鐘を鳴らしている。 GitHubで政策担当責任者を務めるMike Linksvayer氏は米国時間6月20日、米ZDNetにあてたメモの中で「アップロードされるソースコードを自動的にフィルタリングするには、まったく新しい技術が必要になる」と述べる。「そして、(そうした自動フィルタリングの仕組みが導入された場合)結果的に膨大な数のフォールス・ポジティブ(誤検出)によってソフトウェア開発がはるかに不安定なものと
Appleが近年直面している最大の課題は、ハードウェアではなくソフトウェアだと、Apple情報に詳しいKGI証券のアナリスト、ミンチー・クオ氏が述べています。 AR分野ではOPPOがAppleに肉迫か クオ氏は投資家らに配布した調査メモにおいて、Appleのソフトウェア開発の遅れが、ソフトとハードの統合という戦略にも影を落としていると指摘しています。 例えばAppleが力を入れている拡張現実(AR)技術では、中国のスマートフォンメーカーOPPOが急速な技術発展を遂げてAppleに肉迫しており、ARKitとの差は6〜9カ月程度しかない、とクオ氏は見ています。 そのため中国テンセントの人気ゲーム「王者栄耀(Honor of Kings)」のAR版(5月リリース予定)は、iPhone XだけでなくOPPOの安価なスマホでもプレイ可能となる見込みで、同アプリについてはAppleのリードは完全に失わ
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