公正取引委員会は10月23日(月)、Googleによる独占禁止法違反の疑いがあるとして、同社に対する審査を開始したと発表しました。Android端末メーカーに対して、Google純正アプリをプリインストールすることを要求したこと等が独占禁止法違反の可能性があると指摘しています。 ■3行で分かる、この記事のポイント 1. 公正取引委員会がGoogleの審査を開始すると発表した。 2. GoogleとAndroid端末メーカーとの契約が独占禁止法違反となる疑いがある。 3. 公正取引委員会は2月にAppleとGoogleに関する報告書を公開した 公正取引委員会がGoogleを審査 公正取引委員会は2023年10月23日(月)、GoogleがAndroid端末メーカーに対してGoogle検索サービスやChromeアプリをプリインストールするよう要求し、アプリの初期配置を指定する契約を締結していた
macOS 14.0 SonomaではChromeでiCloud Drive上のフォルダを保存先に指定してファイルをダウンロードすると、ファイルが不可視になる不具合があるので注意してください。詳細は以下から。 Appleは現地時間2023年09月26日にリリースした「macOS 14.0 Sonoma」では、Google DriveやDropbox, OneDriveなどFile Providerフレームワークを利用したクラウドストレージアプリでファイルの同期が止まったり、全ファイルがダウンロード&インデックスの再構築が行われる不具合が確認され、 各サービスとも可能ならばSonomaの最初のアップデート(macOS 14.1)までアップグレードを控えるようユーザーに通知していますが、頂いたコメントによると、macOS 14.0 Sonomaでは、Appleのクラウドストレージサービスである
Googleが提供するWebブラウザ「Chrome」の脆弱性について、Appleの従業員が問題を認識していたにもかかわらず、何らかの理由で報告を見合わせていたことが分かりました。このバグはすでに修正されています。 ■3行で分かる、この記事のポイント 1. Chromeに重大な脆弱性が存在していた。 2. Appleの従業員が発見したが報告せず、代わりに別の人物が報告した。 3. バグはすでに対処済。 報奨金は別の人物が受け取った Googleの従業員が開発者向けのWebフォーラム(Chromium)で明かしたところによると、問題となったChromeのバグは、2022年に開催されたハッキング大会(HXP CTF 2022)にチームで参加していた、Appleのセキュリティエンジニアが発見したそうです。 しかし何らかの理由によって、COPYと名乗るこのチームは報告を見合わせていたことが判明しまし
GoogleはiOS向けChromeアプリをアップデートしました。最新バージョンではホーム画面に、URLやプログレッシブWebアプリを追加できるようになっています。 これまでホーム画面にこれらが追加可能なのは、AppleのSafariブラウザのみでした。 ■3行で分かる、この記事のポイント 1. iOS向けGoogle Chromeアプリがアップデート。 2. ホーム画面にURLやプログレッシブWebアプリが追加可能になった。 3. これまではホーム画面へのURLなどの追加はSafariでしか行えなかった。 Chromeでもホーム画面にURLとプログレッシブWebアプリが追加可能に ホーム画面にURLが追加可能になったことで、ホーム画面から直接Chromeブラウザを使って、目的のサイトを開くことが可能です。これまでホーム画面からアクセスする場合はSafariを使う必要がありました。 またホ
ベータテスト中の「macOS 14 Sonoma」で、Safari以外のブラウザでもAppleの提供するパスワードマネージャー「iCloud キーチェーン」が利用可能になっています。 macOS 14にアップデートし、Google ChromeやMicrosoft EdgeなどSafari以外のサードパーティ製ブラウザで機能拡張「iCloudパスワード」をインストールすることで、「iCloud キーチェーン」が利用できるようになります。 各ブラウザの機能拡張「iCloudパスワード」は以前からありましたが、これまではWindowsユーザ向けとして提供されていました。 macOS 14: iCloudキーチェーンがSafari以外のブラウザでも利用可能に機能拡張「iCloudパスワード」は、各ブラウザのウェブストアからダウンロードできます。 iCloudパスワード - Chrome ウェブス
Googleは現地時間4月13日、Mac版Chromeブラウザが「これまで以上に高速化」されたと発表しました。Appleが提供するブラウザの応答時間を計測できるベンチマークツール「Speedometer2.1」において、同ブラウザの速度が3カ月間で10%向上したということです。 Mac版Chrome、速度が3カ月間で10%向上 Googleは最新版のChromeにおいて、速度と効率を向上させる新たな機会を見つけるため、「内部を徹底的に調査した」と述べており、一部のCSSとJavaScript関数のHTML解析を改善し、より効率的なポインタ圧縮と割り当てを実現しました。 同社は、ポインタの圧縮および圧縮解除方法について最適化を行い、トラフィックの多いフィールドの圧縮を避けていると説明しています。これらの操作頻度が高いため、パフォーマンスに顕著な影響があったということです。 また、JavaSc
GoogleのChromeブラウザは便利なブラウザです。MacユーザーのなかにもApple純正ブラウザのSafariではなく、Chromeを使っている人も少なくないでしょう。 しかしMacでChromeブラウザを使うことは、Appleによるプライバシー保護をユーザーが自ら台無しにする行為だと、米メディアAppleInsiderが主張しています。 セキュリティとプライバシー重視のApple Appleはユーザーをマルウェアなどの悪意あるソフトウェアから守ることを念頭において、OSや純正ソフトウェア、そしてSafariブラウザを開発しています。そのためAppleソフトウェアだけを使っている限り、悪意あるソフトウェアに感染することはほとんどなく、個人情報流出の危険性も少ないそうです。 しかしSafariではなく、Chromeを使った時点でAppleのプライバシー戦略は崩れ去ってしまうのです。 M
Google、iOSのChromeブラウザの収益をAppleに支払っていることが判明 2023 2/19 iPhoneのデフォルト検索エンジンとなるため、Googleは年間Appleに150億ドルもの金額を払っていることは周知の事実のなりつつありますが、今回、GoogleがiOS上のChromeから生み出される収益の一部もAppleに支払っている、との新たな情報が入ってきました。この秘密裏の取引のため、Appleは自社製検索エンジンの開発をためらっているのではないか、と当局は憶測しています。 ごく少人数が詳細を知る秘密裏の取引とは? 事情に詳しい情報筋がThe Registerに語ったところによれば、GoogleはiOS上のChromeブラウザで発生する収益の一部を、GoogleがSafariのデフォルト検索エンジンとして採用されることおよびその他の商業的利益のリターンとして、Appleに
英当局、AppleとGoogleのモバイルブラウザ市場に対する支配力の調査を開始 2022 11/22 英国は、巨大テック企業の独占禁止に関する取り組みの一環として、AppleとGoogleのモバイルブラウザ市場に対する支配力を、特にモバイルゲームに焦点を当てて調査すると発表しました。 ブラウザ制限がイノベーションの妨げになっているとの声 英国の競争市場局(CMA)は現地時間22日、モバイルブラウザの状況を調査すると政府サイトで発表しました。これは、ブラウザベンダー、Web開発者、クラウドゲーミングサービスプロバイダーから、ブラウザの制限がイノベーションの妨げとなっており、コスト増加につながっているとの多くの返答が寄せられたためとのことです。 「多くの英国の企業やWeb開発者は、AppleやGoogleが設定した制限が足かせになっていると感じています。デジタル市場のための新たな競争促進レジ
各Webブラウザでこれまでに発見された脆弱性の総数はGoogleのChromeが最も多く、AppleのSafariの約4倍だといいます。 今年発見されたものだけでもChromeはSafariの10倍以上だそうです。 Chromeが最も脆弱性が多く発見されたWebブラウザに Atlas VPNのレポートによると、今年の1月1日から10月5日までに発見されたWebブラウザの脆弱性の数は、Google Chromeが303件でダントツのトップでした。 AppleのSafariが26件なのに比べると10倍以上です。 これまでに発見された脆弱性の総数においても、Chromeは3,159件でSafari(806件)の約4倍に上っています。 シェアの割に脆弱性が少ないSafari より多くのユーザーがいればより多くの脆弱性を調査する研究者が存在するため、発見される脆弱性の数はユーザー数に比例しているよう
iOS16では、Microsoft Edge、Google Chrome、Mozilla Firefoxなど、Safari以外のブラウザでもApple Payによる決済が利用可能になることを示すスクリーンショットが投稿されました。 EdgeやChromeでもApple Pay支払いに対応か iOS16ベータ4では、EdgeやChromeなどサードパーティー製ブラウザでもApple Payが利用できるようだ、と米メディアMacRumorsのライターのスティーブ・モーザー氏(@SteveMoser)がTwitterにスクリーンショットを公開しています。 モーザー氏のツイートには、Edgeで表示したAppleのオンラインストアで「Apple Payで支払い」のアイコンが表示されたスクローンショットが添えられています。 iOS15以前では、Apple Payの支払いに対応したブラウザはSafari
Webブラウザのなかでトップシェアを誇るGoogleのChromeブラウザが、バージョン106で指紋などの生体認証によるパスワード管理に対応します。 この機能はWindows PCだけでなくMacでも利用可能です。 生体認証によるパスワード管理に対応するChromeブラウザ Chromium Gerritへの新しいコミットに、生体認証によるパスワード管理機能が発見されました。 Chromeブラウザのバージョン106において、保存したパスワードにアクセスするのに生体認証を必須とすることができるようになります。 Chromeブラウザのバージョン106ではこの機能はデフォルトで無効化されるようですが、フラグを手動で有効にすることで利用可能となります。 パスワードへのアクセスに生体認証を必要とすることで、パスワード管理をより安全におこなうことができるようになるでしょう。 Macでも利用可能だがCh
ウェブサイト閲覧時のバナー広告や動画再生時に挟まれる広告などを抑制する、ウェブブラウザの広告ブロック拡張機能について、ChromeやEdgeのベースとなっているChromiumを開発するGoogleと、Firefoxを開発するMozillaがそれぞれ異なる方針を選んだことにより、両者の差別化が進むと海外メディアのThe Vergeが報じています。 Firefox and Chrome are squaring off over ad-blocker extensions - The Verge https://www.theverge.com/2022/6/10/23131029/mozilla-ad-blocking-firefox-google-chrome-privacy-manifest-v3-web-request 従来の広告ブロック拡張機能は、「webRequestAPI」とい
FirefoxとChrome機能拡張が利用可能なWebKitベースのMac用ブラウザ「Orion for Mac/iOS」がPublic Betaになったそうです。詳細は以下から。 Orionブラウザは、元GoDaddyのプロダクトマネージャーで現在は有償の検索エンジンKagi(鍵)を開発するVladimir Prelovacさんが、2020年から開発しているMac用ネイティブブラですが、このOrionのMac/iOS版がPublic Betaとなっています。 We have just launched the public beta with payments for Kagi and Orion; And there are people actually paying for a search engine and a web browser! *gasp* Welcome to t
Appleのブラウザ、Safariの全世界でのユーザー数が10億人を突破したことが、最新調査から明らかになりました。 Google Chromeとは3倍以上の開き Atlas VPNの統計から、2022年4月時点での世界全体でのSafariブラウザユーザー数は10億623万2,879人に達したことがわかりました。全体の19.16%に相当します。 これはGoogleのChromeブラウザに次ぐ2位の数字となりますが、首位のChromeユーザー数33億7,896万7,819人とは3倍以上の開きがあります。 この数字はGlobalStatsによるブラウザ市場シェア(%)を、Internet World Statsのインターネットユーザーメトリックを用いて転換したものです。 Edgeが3位に浮上 2021年4月の調査では第4位だったMicrosoft Edgeが今年は3位に浮上し、昨年2位だったF
Googleは、現地時間4月14日付けでWindows、Mac、Linux用にChromeブラウザバージョン100.0.4896.127をリリースしました。 すでに脆弱性が悪用された事例も [CVE-2022-1364]と名付けられた脆弱性が、最新バージョンのChromeで修正されています。Googleいわく、この脆弱性が実際に悪用された事例が存在するとのことです。脆弱性は、Googleの脅威分析グループのクレマン・レシーニュ氏により4月13日に報告されました。 3月にも緊急アップデートが公開 Googleは、現地時間3月25日にもChromeの緊急セキュリティアップデートをリリースしています。このアップデートでは、脆弱性[CVE-2022-1096]への対策が講じられました。 Source:Google via The Register Photo:Google (lexi)
Microsoftがさまざまなシェア拡大施策を打ち出しているEdgeブラウザが、デスクトップ機器向けブラウザシェアにおいてSafariを抜いて2位になりました。 ただ、スマートフォンなどのモバイル機器を含めると依然としてSafariの背中は遠いようです。 EdgeブラウザがSafariを抜いて2位に 調査会社のStatcounterによると、2022年3月のデスクトップ機器向けブラウザシェアランキングは以下のようになりました。 Google Chrome: 67.29% Microsoft Edge: 9.65% Apple Safari: 9.56% Mozilla Firefox: 7.57% Opera: 2.81% Edgeブラウザは前月比+0.05%ポイントでSafari(同-0.21%)を抜き、デスクトップ機器向けブラウザシェアランキング2位に躍り出ています。 Microsof
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