トヨタ自動車は、車載情報機器上でスマートフォンアプリを利用するためのプラットフォームとして「スマートデバイスリンク(SDL)」の採用を検討している。同様のプラットフォームに、Appleの「CarPlay」やGoogleの「Android Auto」があるが、SDLはオープンソースである点で異なる。 トヨタ自動車は2015年6月3日、Ford Motor(フォード)、その子会社Livio(リビオ)と、カーナビゲーションシステムなどの車載情報機器とスマートフォンアプリを連携する機能として「Smart Device Link(SDL:スマートデバイスリンク)」を導入するための検討に入ることで合意したと発表した。市販車への搭載時期については明らかにしていない。 SDLは、スマートフォンのアプリを車載情報機器上で利用可能にするプラットフォームである。フォードは、同社の車載情報機器「SYNC」でSDL