バッテリーが劣化したiPhoneの性能をAppleが故意に抑えていた問題で、18人の原告からなる集団訴訟が新たに米カリフォルニア州で起こされました。原告の中には日本人の名も確認できます。 2017年に発覚した問題 一部iPhoneが突然シャットダウンする不具合に対処すべく、Appleはバッテリーが経年劣化した端末のパフォーマンスを抑えるソフトウェア制御をiOS10.2.1以降で実装しました。しかし、ユーザーに知らされることなく導入されたこの制御は、Appleが買い替えを促すべく故意に性能を落としたとして、大きな批判を生むことになります。 2017年12月に発覚してからわずか5カ月で61件の集団訴訟が米国内で発生(一括して北カリフォルニア連邦地裁に移送済)、韓国やイタリア、フランスなどでも「計画的陳腐化」の疑いがあるとして当局から捜査が行われました。 今回の訴訟を起こした原告集団にはイギリス