経営再建中の東芝はテレビ事業の売却に向けて動き始めた。トルコ家電大手ベステルや数社の中国企業が買収に名乗りを上げる見通し。中国系に売却した白物家電に続き赤字が続くテレビ事業も事業再編を模索していた。米原子力事業会社ウエスチングハウスの法的整理により拡大する損失を少しでも補うため、非中核事業の売却を急ぐ。近く買収候補者による資産査定を始める。売却額は最大で数百億円となる可能性があり、早ければ今年
フジテレビや産経新聞を擁するメディア・コングロマリットであり、報道機関でありながらあまりにも恥ずかしいヤラセ疑惑にまみれた株主総会を毎年開いてきた、フジ・メディア・ホールディングス(フジMH)。その頂点で独裁者として君臨してきたのが日枝久会長だが、いよいよ追い詰められつつある。 フジMH株主の松沢弘氏と山口三尊氏は、本年6月25日に開催された株主総会に関して、決議の取り消しを求めて9月24日、東京地裁に提訴した。具体的に取り消しが求められているのは、以下の決議だ。 「日枝久ら16名を取締役に選任する決議」 日枝会長をはじめ取締役らに、その座から降りろと迫っているのだ。 この「疑惑の決議」が行われた全貌をお伝えしよう――。 ■悪夢再び「疑惑の株主総会」 社員(従業員)株主とおぼしき者が多数発言し、一般株主の発言の機会を奪うのはいつものことだが、今年の株主総会はさらに酷いものであった。 ●株主
日本テレビの情報番組「スッキリ!!」の新司会に抜擢された上重聡アナウンサー(34)が、昨年、自宅マンションを購入した際、有力スポンサーから多額の融資を無利息で受けていたことが、「週刊文春」の取材により明らかとなった。報道機関である民放の社員がスポンサーから金品などの便宜を図ってもらうこと自体、重大なコンプライアンス違反であり、上重アナの行為は日テレの社員就業規則の懲戒事由に該当する可能性がある。 融資をしていたのはABCマート創業者の三木正浩氏(59)。三木氏は週刊文春の取材に対し、物件を紹介し、購入を勧めたのは自分だと述べた上で、「よかれと思ってやったことで迷惑をかけてしまった。本人と話をしてすぐに(物件の)売却処理をします」とコメントした。 日テレ広報・IR部は、〈当社アナウンサーの上重聡が、ABCマートの三木元会長と個人的に面識があるとは聞いておりますが、それを理由に当社がABCマー
フジテレビの亀山千広社長は7月1日付けで全社員約1500人の3分の2に当たる1000人の人事異動を断行したことを明らかにした。開局以来の大規模異動といい、亀山社長は「一にも二にも視聴率の奪還が柱」と狙いを語りながら「PK戦でもいいからとりあえず(視聴率)2位にしがみつきたい」と決意を表明した。 フジテレビは、2000年代まで視聴率で3冠を独占していたが、最近は日本テレビとテレビ朝日の後塵を拝するようになっている。2013年の年間視聴率(12年12月31日〜13年12月29日)は、テレビ朝日がゴールデン帯(午後7〜10時)とプライムタイム帯(午後7〜11時)で2冠。同年度視聴率(13年4月1日〜14年3月30日)は、日本テレビがゴールデン帯と全日帯(午前6時〜深夜0時)で2冠を奪い返すなど、日テレとテレ朝の2社間で繰り広げられている。 亀山社長は7月の平均ゴールデン・プライム帯の平均視聴率が
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