三菱自動車の燃費不正問題で、国土交通省は15日、4月20日の問題発覚後に実施した再測定で同社が不正をしていたことについて「測定結果をかさあげしようとした意図が疑われ、常軌を逸する事態」とする立ち入り検査の報告書を公表した。同省は15日、三菱自の益子修会長兼社長を呼んで厳重注意するとともに、今回の不正の経緯解明と再発防止策の見直しを指示した。国交省は先月30日に三菱自9車種のうち8車種で燃費がカ
4月26日、三菱自動車は、燃費試験用データの不正問題について、国が法令で定める方法とはは異なる手法で1991年からデータを測り始めていたと発表した。対象車種数は調査中という。本社で会見する相川社長(中央)ら(2016年 ロイター/Thomas Peter) [東京 26日 ロイター] - 三菱自動車<7211.T>は26日、燃費試験用データの不正問題に関する社内調査の結果を国土交通省に報告するとともに、1991年から25年間にわたり法令と異なる方法でデータを計測していたと発表した。対象車種数はなお調査中としている。「eKワゴン」など軽自動車4車種では、燃費目標を達成するため、計測データの改ざんも行っていたこともわかった。 会見した相川哲郎社長は「会社の存続に関わる大きな事案」との認識を示し、全容解明に向けて第三者の弁護士3人からなる特別調査委員会(委員長・渡辺恵一元東京高等検察庁検事長)を
東京株式市場では20日、三菱自動車工業<株が急落した。同社は20日午後5時から車両燃費試験における不正行為について記者会見すると発表。写真は、三菱自動車のロゴ、昨年7月撮影(2016年 ロイター/Mike Blake) [東京 20日 ロイター] - 東京株式市場では20日、三菱自動車工業<7211.T>株が急落した。同社は20日午後5時から車両燃費試験における不正行為について記者会見すると発表。事業の先行きに対する懸念から売りが強まっている。 会見には相川社長が出席する。 私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」
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