今回はもう少し初心に戻って、実際にSoCを作ると決めた場合の手順を説明したい。どんなSoCにするかは千差万別であるが、読者の方にもなじみがあるであろう、スマートフォン/タブレット向けのSoCを考えてみよう。 まずはコアの選択 OSはAndroid 4.xを載せたい まずアーキテクチャーをどれにするかは、どんなOSを載せるかでおおむね決まる。一般的に通用する製品ということであればAndroid 4.xを載せたいところ。そうなるとまずコアになるCPUのアーキテクチャーはARMかMIPS、x86のいずれかになるだろう。ARMは後述するとして、まずはMIPSとx86を考えてみよう。 小型で低消費電力 MIPS MIPSは、最近Imagination Technologiesに買収され、同社の一部門になってしまったが、引き続き「MIPS32」やAptivファミリー、それに最新のものとしてWarrio
NVIDIAは6日、米国ラスベガスにて開催予定の「International CES 2013」に合わせて記者説明会を開催。モバイル機器向け新プロセッサー「Tegra 4」と、それを搭載した携帯ゲーム機のプロジェクト「Project SHIELD」を発表した。 Tegra 4とSHIELDだけでも大きな話題ではあるが、説明会全体を通して見ると、PC用GPUから始まったNVIDIAのビジネスが、大きく様変わりしていることが感じさせられる。まずはTegra 4の話題から見ていこう。 Tegra 4 4コアCortex-A15と72コアGPUを内蔵 NVIDIAのモバイル向けプロセッサー(SoC)であるTegraシリーズの最新作が、今回発表されたTegra 4だ。現在の「Tegra 3」は、CPUコアにARM「Cortex-A9」を4コア+低消費電力時用1コアを内蔵しているが、Tegra 4では
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