アベノミクスの売りであるTPP(環太平洋連携協定)交渉を担当し、安倍内閣の最重要閣僚の一人であり、安倍首相の経済政策面での右腕ともいえる甘利明経済再生担当相。 永田町では、安倍政権は3A1S、3Aは安倍総理、麻生副総理、甘利経済再生担当大臣、そして1Sが菅官房長官。政権運営はこの4人が主軸だといわれています。そして、今開かれている国会は別名TPP国会ともいわれていて、TPP問題が最大の焦点の一つです。 その甘利大臣が、都市再生機構(UR)とのトラブル解決の謝礼などとして、千葉県の建設会社側から現金計100万円を直接受け取っていたなどと「週刊文春」が報じました。 週刊文春によると、この建設会社は県道工事をめぐりURとトラブルになり、甘利氏の事務所に相談したとされています。そして、この紛争を甘利氏が「解決」した謝礼として2013年8月、甘利氏秘書に500万円、同11月に甘利氏本人に50万円を渡