欧州議会は現地時間の30日、スマホなどのモバイルデバイスの充電器コネクタをメーカーを超えて1つの規格に統一させることを欧州委員会に対して求める決議を採択しました。独自規格のLightningコネクタを採用するAppleへの影響が懸念されています。 すでに推し進められてきた充電コネクタの規格統一 かねてから欧州議会はモバイル端末の充電コネクタの規格統一を推し進めており、2009年に30以上存在した充電コネクタのタイプは、現在ではmicro-USB、USB Type-C、Lightningコネクタの3つにまで絞られています。 充電コネクタの規格統一は、電子ゴミの削減が目的とされています。欧州議会によれば、2016年時点で欧州連合内の市民1人あたり16.6キロの電子ゴミが生み出されており、総量は1,230万トンにのぼったとのことです。 Appleは規格統一に反対する声明を発表 Appleは現地時