追い込まれる米アップル 高収益モデルに打撃―アプリ課金見直し命令 2021年09月11日20時40分 アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)=4月、米カリフォルニア州クパチーノ(同社提供)(AFP時事) 【シリコンバレー時事】米アップルが10日、米連邦地裁からアプリ配信サービスの課金ルールを見直すよう命じられた。アプリ開発企業が、利用者にアップルのシステム以外の決済方法を案内できるよう規則の緩和を指示する内容だ。外部決済の利用が進めば、手数料収入で収益を押し上げてきたアプリ配信の事業モデルに打撃となる。 アップルの課金規則差し止め 米地裁、独禁法違反は認めず―アプリ収益に打撃も 裁判は昨年、人気ゲーム「フォートナイト」を手掛けるエピック・ゲームズがカリフォルニア州の連邦地裁に提起。アップルが、スマートフォンでアプリを立ち上げたまま決済する「アプリ内課金」で自社以外の手段を認めてい