Appleが不正競争防止法に違反していると認めた、米控訴裁判所の判決を支持するよう、同社と係争中のEpic Gamesが最高裁判所に要請しました。控訴裁は先日、AppleがApp Storeで設けている規約の差し止め命令を下すと同時に、判決に従うか上告するかを決めるための猶予を90日間認めていました。 ■3行で分かる、この記事のポイント 1. 控訴裁の差し止め命令に従うなら、Appleはアプリ外決済の提示を許可する必要がある。 2. 手数料で稼ぐビジネスモデルが揺らぐため、Appleは最高裁に上告を受理してもらいたい。 3. しかし係争相手のEpic Gamesは、命令遵守までの「時間稼ぎ」と考えている。 Epic「控訴裁の基準は甘すぎる」 2020年から続くEpic GamesとAppleの裁判で、米カリフォルニア州サンフランシスコの控訴裁判所(日本の高等裁判所に相当)は2023年4月、