【モスクワ=関根和弘】世界的に普及した自動小銃「AK47」を開発したロシアの銃器設計者ミハイル・カラシニコフ氏が23日、病気のため死去した。94歳だった。 第2次大戦でソ連の戦車部隊に所属し、ナチスドイツとの戦いに従軍。自動化された小火器で武装されたドイツ軍に衝撃を受け、新しい銃器の設計を決意した。戦後間もなく、使いやすくて壊れにくい自動小銃「AK47」の開発に成功。旧共産圏を中心に普及した。一方で、その銃の特徴からコピー製品も大量に出回り、多くの紛争地やテロリスト集団にも使われ、「史上最悪の大量殺害兵器」とも言われた。 かつて朝日新聞のインタビューに対し、カラシニコフ氏は「悲しい。私はナチスドイツから祖国を守るため、優れた銃をつくろうとしただけなのに」などと答えていた。
これは、過去20年以上のデータをもとに各国間で行われた(既知の)武器貿易を、Googleが可視化したインタラクティブマップ。任意の国名を入力すると、どの国とどの程度の取引しているか、そのボリューム感が分かります。弾薬の取り扱いだけでなく、民間と軍の武器輸出入量を個別に表示できますよ。 欧州では、スペインが毎年1億ドル(約79億円)もの弾薬を輸出していたり、イタリアが2億ドル(約158億円)も民間の武器を輸出していたりするのも分かって、ちょっと驚きを覚えるかもしれません。とはいえ、小型兵器や弾薬を毎年10億ドル(約788億円)も輸入している米国の規模と比べれば、はるかに小さい金額ではありますけどね。 この地図で何か面白い発見があったら、ぜひ教えてください。 [Google] Jamie Condliffe(Rumi/米版)
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