Appleでインターフェースデザイナーを務めるジョニー・マンザリ氏が、iPhone13の新機能「シネマティックモード」ができた経緯について、米メディアTechCrunchのインタビューで語っています。高度な技術が要求される映像のストーリーテリングを誰でも再現可能にするため、多くの労力が費やされたようです。 ポートレートモードの開発手法を映像にも応用 Appleは2016年にiPhone7 Plusで写真撮影のポートレートモードを導入しましたが、機能の開発には、ファッション写真およびアート写真の分野で大きな成功を収めたリチャード・アヴェドンや、ポップアートの旗手として知られるアンディ・ウォーホル、オランダの画家レンブラントなど、多くの作家の手法の入念な分析を要したといいます。マンザリ氏によれば、同様のアプローチがシネマティックモードの開発にも用いられたとのことです。 チームが最初に行ったこと