米司法省がAppleに対し、iPhoneのロック解除を要請しているのは、今回の銃乱射事件に関わる1台だけでなく、その他に12台もあることが明らかになりました。 今回のケースは「特例」ではない 米司法省は、カリフォルニア州サンバナディーノ郡で起きた銃乱射事件の犯人が所持していたiPhone5cのロック解除協力をAppleに要請、Appleがこれに応えるべきか否かで世論がまっぷたつに分かれています。 ホワイトハウスのジョシュ・アーネスト報道官は先日、ロック解除を要求しているのは「あくまで今回の事件に関わりのある1台のみ」と強調しましたが、実際にはこの事件以前にも12台ものiPhoneについて、ロック解除とデータ提供を要請していたことがわかりました。 Wall Street Journalの報道によれば、12件のケースはいずれもサンバナディーノの事件と似通っており、検察側は18世紀に成立した法律