ロサンゼルスでオンライン・チャリティオークションのマーケティングを手がけるAuction Cause(オークションコーズ)が、老舗オンラインオークションサイト「eBay」で、「ファーストアップル・オークション」を行った。目玉のアップル初代コンピューター「Apple-1」の最終落札額は、23万6千ドル(約2800万円)。そして博物館に並ぶほど貴重なパソコンの売上の一部は、「ALS(筋萎縮性側索硬化症)」の認知活動やその研究費用のために寄付される。 この初代コンピューター「Apple-1」の持ち主は、ノンフィクション作家のロバート・ルーサー氏。アップル製品コレクターで、2004年司法競売にて7,600ドルで手に入れたApple-1をきっかけに、アップルコンピューターに関わる人々を追い求め、その経験を一冊の本「The First Apple」にまとめたというユニークな経歴の持ち主だ。 ルーサー氏