米テキサス州東部の連邦地方裁判所は、PMC(Personalized Media Communications)の所有する特許を侵害しているとして、3億850万ドル(約335億円)の支払いをAppleに命じました。 Appleは「消費者に損害を与えている」と反論 問題となったのは、AppleがApple MusicやiTunes、App Storeなどで使用している、「FairPlay」と呼ばれるデジタル著作権管理(DRM)技術です。PMCは2015年、自社が所有しているFairPlay関連の特許7つに関して、Appleが使用料(ロイヤルティー)を支払っていないとして訴訟を起こしました。一方でAppleは米国特許商標庁(USPTO)に対し、PMCが保有を主張する特許が無効であると主張してきました。 PMCは未払いの特許使用料を総額2億4,000万ドル(約260億円)と見積もっていましたが、