AppleやSpotifyなどの音楽ストリーミングサービス業界全体を相手取り、演奏や実演の権利を管理するパフォーマンス・ライツ組織(PRO:Performing Rights Organization)であるPro Music Rights(PMR)が訴訟を起こしました。 談合や陰謀で不当に締め出されたと主張 自分たちがライセンスを管理する楽曲に対してAppleがロイヤルティを支払わないとし、PMRは2019年12月に同社を訴えました。訴えによると、PMRは2018年6月にライセンス料を支払うようAppleに書簡を送ったものの、返事は決して前向きとは言えないものでした。PMRはSpotifyに対しても同様の訴訟を起こしています。 今回新たにPMRが起こしたのは、個別の音楽ストリーミング企業ではなく、業界全体を訴えるという大胆な試みです。申請された訴状には、AppleやSpotifyのほか、