マネーロンダリングを防止するため、ドイツが新たな法案を審議しています。この法案が可決されれば、Apple Payの使用に用いられるNFCチップをサードパーティーにも開放することが、法律でAppleに義務付けられます。 実質的にAppleがターゲットか ドイツ国会の特別委員会で、マネーロンダリングを防止するための修正法案が審議にかけられました。いかなる電子通貨のインフラも適正なマージンを払うライバル業者に対して開放されていなければならない、という内容です。この法案は具体的な企業名こそ挙がっていませんが、実際にはAppleを狙い撃ちしたものだと考えられています。 もし可決された場合、Appleは他社がNFCチップにアクセスできるようにしなければなりません。具体的には銀行がAppleのサービスを仲介せず、自身のアプリでNFC決済を行えるようにすると考えられます(チップへのアクセスはiOS13で開