米政府のHuawei禁輸措置が厳格化したことによって、高価格帯(プレミアム価格帯)のスマートフォン市場で、iPhoneの売れ行きが更に勢いづくのではないかとの予測が出ています。 窮地に陥ったHuawei 米ドナルド・トランプ政権は2019年、禁輸措置リスト(エンティティ・リスト)にHuaweiとその関連企業を加えました。これによって米企業は半導体に関連する取引をHuaweiと行うことができなくなりましたが、海外企業はHuaweiと取引を続けていたほか“抜け道”も存在したため、2020年9月より更に厳格化された規制が発動しました。厳格化されたことで台湾TSMCとの契約も終了、Huaweiはハイエンドスマートフォン向けチップの量産ができなくなり、スマートフォンビジネス事業は窮地に追いやられています。 投資銀行Cowenでアナリストを務めるクリシュ・サンカル氏は「自前での生産、サードパーティーの