新型コロナウイルス感染症により、自宅で過ごす時間が増え、iPad需要増へとつながりました。ところがパンデミックで飛行機の便数は減り、輸送に影響が出ています。 Appleは自社製品の発送の遅れを防ぐため、驚くような手法を取っていると、有料メディアThe Informationが伝えています。 空箱を米国から中国へ航空便で輸送 Appleの輸送事情に詳しい人物によると、中国でiPad需要が急増、Appleのシンガポールにある配送センターではiPadを収める箱が在庫切れとなりました。 これらの箱は中国で作られていますが、その時点では米国の倉庫にしか在庫がなかったそうです。 そこでAppleは、大量の箱を中国行きとシンガポール行きの航空便に乗せました。シンガポールへ向かった箱は、そこの配送センターでiPadが詰められ、さらに中国へと送られました。 ちなみに中国の顧客のほとんどはApple以外のスト