「COVID–19」のパンデミックは世界中を震撼させています。 フランスも、流行当初こそ「遠いアジア諸国の出来事」として捉えていた人が圧倒的だったのに、急激に感染者が増え、緊迫感が一気に高まりました。 日本でも、マスク不足が深刻でした。需要が激増したことに加え、マスクはもともと中国からの輸入に依存していたからです。 政府が国内企業に増産を要請し、そして、それらの企業は休日返上で工場を稼働させたものの、しばらくの間医療機関にも一般の人たちにも十分な量が行き渡りませんでした。 シャープなど異業種企業が急遽生産に名乗りを上げましたが、そもそもマスクの材料となる不織布、ゴムひもなども中国からの輸入頼み。それらがなければ、いくら国内企業が増産しようとしてもままなりません。 また、建築業界なども、海外から部品が入ってこないことで、身動きが取れませんでした。おかげで自宅の新築やリフォームが途中でストップ