切診は直接手で触れる診察のことをいいます。現代医学で言う触診です。 切診で、皮膚温について、下腿下部を触ったときに他覚的に冷えているかいないかは寒の存在の有無を知る手がかりになります。 ただし、冷えていても、上熱下寒や末梢の循環不全による場合は、局所の冷えを示しますが、必ずしも全身的な寒証ではないので、注意が必要です。 皮膚の状態ではそれぞれ、乾燥は血虚、浮腫は水滞、軟弱は気虚、局所の膨張は水滞の存在を示唆しています。 局所における寒熱では、足だけでなく全身が冷えている場合は気虚、下半身が冷えて上半身がそれほど冷えていない場合は気逆、手や足に汗をかいて冷える場合は気滞を疑います。また手足おほてりは津液不足のことが多いです。 脈診 脈診では骨動脈拍動部の所見を観察します。骨茎状突起内側の拍動部位に中指を置き、それに接して示指、薬指を置いて、触知します。 それぞれ指をおく部位を末梢側から寸口、
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