担任している小2女児が、 「あのね先生、ラッスンゴレライって、韓国にめいれいされて日本の悪口を言ってるんだよ」 と、“教えて”くれたのが連休前のことになります。 思わず 「……誰が言ってたんですかそんなこと」 「お父さん」 お父さんか……。 いや、まあ、さして人間関係が広くもない2年生のこと、「やっぱりそうか」という思いも正直あったのですが。 しかし、高校生・大学生ならいざ知らず、まさかいい歳こいた三児の父がそんな「ネットde真実」めいたことを娘に得々と言って聞かせるはずはなかろう、という願望めいた思いもあったりなかったり。 淡い願望は打ち砕かれたわけですけども。残念ながら。 まあ、学級担任が、ご両親の言うことを真っ向から否定するようなことを言うのも好ましくない(逆に言って、保護者が担任批判を始めると、担任は非常に困りますし)ので、その場は言葉を濁してしまったのですが。 しかし、本日、8.
差別とアクセシビリティ アメリカに留学していた時に、痛感した日米のアクセシビリティや差別に対する考え方の違いについて書いてみようと思います。 聞こえなくてもできることを突き詰める 私は、日本で、「聞こえなくてもできることを突き詰める」ことが、聴覚障害者の生きる道だと思っていました。大学1年生の頃から、ひたすら勉強をして、大学4年次に公認会計士試験に合格しました。その後、程なくして、大手監査法人から健常者と同じ条件の素晴らしいオファーを手にすることができました。それは一つのサクセスストーリーだと思います。 しかし、「聞こえなくてもできること」をどれほど突き詰めても、競争の激しい組織では、出世できないことに気づきました。 持っている能力をフルに発揮するには、音声情報の壁を克服する必要があると思うに至りました。 具体的には電話や会議ができないことが、仕事上の大きな壁になっていたのです。 どれほど
山本太郎オフィシャルブログ「山本 太郎の小中高生に読んでもらいたいコト」Powered by Ameba 山本太郎オフィシャルブログ「山本 太郎の小中高生に読んでもらいたいコト」Powered by Ameba 皆さんは、ヘイト法の条文をご覧になっただろうか? →本邦外出身者に対する不当な差別的言動の解消に向けた取組の推進に関する法律 →附帯決議 この法案の条文に必ず書かれている、「本邦外出身者」って何だろう? 「本邦の域外にある国又は地域の出身である者又はその子孫であって適法に居住するもの」 って事らしい。 この「本邦の域外にある国又は地域の出身である者又はその子孫であって適法に居住するもの」には、 大きく分けて2つの問題が含まれる。 1.差別を撤廃する法律のはずが、差別から守られる者を限定した事。 これは差別の解消を目指す理念法ですから、など言い訳にならない。 人種差別撤廃条約の締約国
【無料記事】「ヘイトスピーチ解消法」施行を前に — ウェブマガジン開始のごあいさつ 2016年06月02日 10時50分 カテゴリ: ★無料記事 • 記事・コラム 政治が動いた。いや、ヘイト被害の当事者、そして理不尽な差別に反対する人々が政治を動かした。 この10年近く差別団体の活動と、その被害実態を見続けてきた私からすれば、「確実に前に進んだ」という思いが強い。 国会の傍聴席で法案成立を見届けた後、私のなかで様々な風景がよみがえった。 たとえば、まだ「ヘイトスピーチ」なる言葉も一般的でなかったころ──。私が在特会などの差別者集団の動きを取材するようになったのは2007年からである。外国人実習生が警察官に射殺された事件の裁判で、初めて「生身のネット右翼」を目にしたことがきっかけとなり、ヘイトデモ・街宣の現場を回ることとなった。 ヘイトの現場は、ただひたすら不快だった。正直、こわかった。剥き
多くの民主主義国家がヘイト・スピーチを規制する法律を持つ中で、アメリカは日本と同じく法的規制がない数少ない先進国である。言論の自由の法的保護の下、ヘイト・スピーチも保護の対象とされている。では、ヘイト・スピーチの標的にされた人々は我慢すべきなのだろうか。そして、ヘイト・スピーチの標的にされていない人々は無関係なのだろうか。 そうではない。ヘイト・スピーチは社会の基盤に重大な危害を与えるものである。ヘイト・スピーチは、標的とする人々の社会的地位を普通の市民以下に引き下ろし、尊厳を危うくすることを意図する。ヘイト・スピーチは尊厳を攻撃することで、社会の基盤にある「安心」という公共財を掘り崩してしまう。 では、ヘイト・スピーチ規制と言論の自由を両立するためにはどうしたらいいか。そのポイントの一つが、尊厳と不快感との峻別である。ヘイト・スピーチ規制は、不快感から守るためではなく、個人の尊厳を守るた
「生活保護は遺伝する」「(生活保護を受けている家庭の子どもは)根が腐る」「(生活保護受給者が多い)大阪はふきだまり」いかに候補者個人の発言であっても、特定の人たちへの「差別」といえるような発言はどこまで許されるのだろうか。選挙期間中であるため、各候補について報道機関各社はいつも以上に中立公平な取り扱いを求められるため、大手メディアでは書かれていないが、札幌市長選挙の候補者による発言が今、ネット上などで全国的な波紋を広げている。 札幌市長選では、5人が争っている。 札幌市長選、新人5氏の争い確定 人口減対策など争点(3月29日、北海道新聞)29日告示の札幌市長選で、同市選管は同日午後5時に立候補の届け出を締め切った。午前中に届け出た5氏以外に立候補はなく、いずれも新人5氏による争いが確定した。 立候補したのは届け出順に、共産党道委員会副委員長の春木智江氏(56)=共産党公認=、元総務省自治大
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