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プログラミングに関する格言みたいなのは昔から結構あって、例えばYAGNIみたいに日本でも十分浸透してるのは多いんだけど、やっぱり新しい概念はどんどん生まれていくので追いかけていると面白い。 というわけで、最近知った中でもっと日本でも言及されても良いと思ったやつを3つ紹介。 Simple Made Easy Rich Hickey(Clojure言語の作者)による講演(2011年)のタイトル。全文はここで読める。英語しんどくてPOSTDに投げたんだけど音沙汰がない。まだ全部見てないから和訳欲しい。 内容としては、みんな安易に「簡単」なものを選びがちだけど「シンプル」なものの方が価値あるぜ、というもの。曰く、「シンプル」は絶対的・客観的な指標だけど「簡単」は相対的・主観的なもの。例えば英語の話者にとってドイツ語は難しいが、それは自分にとって「遠い」存在であるだけで悪いものじゃない。 「慣れてい
べき論というのは「義務を果たすこと、理想を実現しなければならないこと」などを強く主張することだけど、何も生産的な要素がないなぁとつくづく感じました。 べき論で自分の考えが無駄に縛られて精神的な自由さが奪われてしまう。べき論はしないことも同時に規定するので、自ら望んで板挟みになるようなもんだ。「すべき」と「しないべき」の板挟みの果てにできるのは「かくあらねばならない」という強烈な固定観念。強烈なリーダーシップを発揮することもあるが、思考の引き出しが1つしかないので、切羽詰まると正論(**であるべきだ)としか言えなくなってしまう。 べき論は終わりがない。言われたら言われるほど、自分に課されている義務や理想が膨らんで負担が大きくなってしまう。本当はミニトマトぐらいの大きさでしかないのにね。そして、その精神的負担は常に付きまとう。終わりが無いから。何を言ってもべき論で返されたら、これほどめんどくさ
頭が実際に良いかどうかとは別に、頭が良さそうに見える文章というのはありますよね。社会環境によって変わる部分はあるでしょうが、周りを見て個人的に思うところを書いてみます。 入門 考える技術・書く技術 作者: 山崎康司 出版社/メーカー: ダイヤモンド社 発売日: 2011/04/08 メディア: 単行本(ソフトカバー) 購入: 15人 クリック: 71回 この商品を含むブログ (23件) を見る ※上の本は実際に役立つもの。 話が整理できてそう 混乱している話だと読み手としてはどう受け取っていいかわかりませんよね。時系列に出来事を並べられる、優先順位付けができていると、読み手としてもどう対処していいか分かりやすい。特に複雑な現象について整理しているとポイントは高い。 ただ、これを物凄く意識した結果、「ポイントは三つあります」みたいなことを常に最初に書いちゃう人がいますが、これはやりすぎると逆
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